ダッソー・システムズは、11月2日から4日まで富山市で開催された「レジリエント・シティサミット」(主催:富山市 共催:世界銀行, ロックフェラー財団100のレジリエント・シティ)に協賛し、講演ならびに展示を行いました。レジリエント・シティサミットは、持続可能でレジリエントな都市を目指す国内外の都市や国際機関等を招き、実務的な取り組みや戦略、課題等について議論・共有を行うことを目的に、富山市が開催した国際会議です。期間中は、全国の自治体関係者はもちろん、世界各国から都市問題の有識者が参集し、活発な議論が繰り広げられました。
弊社が推進しているイニシアチブのひとつ、3DEXPERIENCityでは、弊社が過去30年余に渡り産業界で培ってきた3D技術や知見ベースに、都市と人々の生活と社会全体が調和しながら、持続的に発展していくための方法論やツールを提供しています。今回のサミット参加にあたり、弊社の3DEXPERIENCity担当ヴァイス・プレジデントのインゲボルグ・ロッカーが来日し、三日目のセッション「都市と IT 企業によるレジリエンスモデル」に登壇、3D技術の可能性や今後の都市づくりにおけるコラボレーション環境の重要性、シンガポール政府と弊社とで現在進めているプロジェクトについてご紹介しました。

インゲボルグ・ロッカー ダッソー・システムズ ヴァイス・プレジデント

3DEXPERIENCityはタッチパネル型ディスプレイを使った体験型デモで披露。
ダッソー・システムズは今後も、持続可能な都市づくりを支援する取り組みを続けていきます。来る12月6日(火)には、PwCアドバイザリー合同会社パートナーの野田由美子氏やシンガポール国立研究財団ディレクターのジョージ・ロー氏をお招きし、日仏イノベーション年の記念セミナー「持続可能な都市の実現に向けて」を開催します。なおジョージ・ロー氏の講演では、「レジリエント・シティサミット」でもご紹介した、シンガポール政府の「バーチャル・シンガポール」の概要についてお話しいただく予定です。参加は事前登録制です。この機会にぜひお運びください。