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【2017年末特集・毎日更新】これで丸わかり!?クラウドトレンド座談会~全10回~【第三回:First PDM】

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~なぜ3Dエクスペエリエンス オン ザ クラウド?~ First PDM

 

■“PDM”で踏み出す、属人的なファイルサーバー管理からの脱却

 

そういえばセバちゃん、この前プレゼンで使った資料ってどこにある?

 

えっとですね、共通のファイルサーバー上に置いています。ファイル名は…えっとなんだっけ。

 

ちょっと探しておいてくれる?ちなみに、そのプレゼン内で使ったデータとか、他の写真データとかも一緒に欲しいんだけど。

 

ええ!?確かあの中で示したデータはExcelで作ったデータだったはずで、PC内にある個人フォルダに入れていたような。写真は…うーん、どこから持ってきたんだろう。

 

全部ファイルサーバー上に置いておいておけばいいじゃないか。

 

でも、ファイルサーバーにおいても無駄ですよ。セバちゃんがつけるファイル名って、よくわからないものばかり。勝手に「エッフェル塔プロジェクト」「シャンゼリゼ通り案件」とか、意味が分からない名前を付けてますからね。

 

あれ、分かりませんか?全部フランスの・・・

 

観光名所だっていうことはわかるけど、何のファイルなのか、まったくわからないでしょ?

 

皆さんにフランスの良さを知ってもらおうと思って。そういうユイちゃんだって、「ラフテル」とか「ジャヤ」とか「スカイピア」とか。

 

なに、そのネーミングセンス。全然わからない…

 

これってアニメ・ワンピースの島の名前でしょ?最初まったくわからなかったんですけど、周りに聞いてようやくわかりましたよ。

 

そう?わかりやすいと思うんだけどなぁ。

 

 

二人とも分かりづらいな…これって設計の世界だけに限らないけど、どうしてもデータ管理が属人化してしまって、たとえファイルサーバーで共有しても、他の人が情報を探すのはかなり難しい。しかも関連情報がいろんなところに分散してしまうケースがよくあるからなぁ。

 

何かうまく情報管理できる基盤が必要ってことですよね。

 

そうだな。そういう意味では、CATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudってかなり便利にできているね。CADデータはもちろん、図面や各種ドキュメント、部品表(BOM)情報、解析データ、画像データなど設計部門で扱うさまざまな情報を関連付けたうえで一元管理できるようになっているからね。

 

当たり前のことのようですが、実際はできていない企業って少なくないですもんね。

 

これってPDM(Product Data Management)と呼ばれる仕組みで、それをクラウドで提供しているんだ。

 

“ぱっと どこにあるか 見つかる”でPDM、どう?

 

 

分かりやすいという意味では、間違えてない。面白くはないけど。

 

面白いと思ってほしいのに。

 

ま、その辺はスルーするけど。特にノウハウが詰まった図面データなんて、他の人が参考にしたいと考えることは多いはず。だからこそ、検索機能なども充実したものが必要になってくるわけ。

 

でも検索っていったって、普通に文字検索するぐらいじゃないんですか?

 

CATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudの場合、もちろん図面名などの文字情報で検索することはできるし、バージョンや作成日、修正日、ファイル管理者などをキーに検索することもできる。作業途中なのか出図されたものなのかといったデータの完成度で検索することだってできるんだ。

 

それは使いやすそうですね。

 

しかも、きちんとアクセスを制限することができるだけでなく、作成された図面の確認や承認といった、設計部門内で必要な申請承認フロー動かすことだってできるからね。

 

じゃあクラウド上にあっても、誰でもアクセスできるわけじゃないし、作成した図面を上長に承認してもらうのも、すべてサービスの中でできるので、情報が外に持ち出されることないってわけですね。

 

セバちゃん、わかってるな。そういうこと。情報共有の基盤としてだけでなく、業務を動かすためのワークフローとしても使えるんだ。

 

クラウドだから容量とかも拡張しやすそうですしね。うちのファイルサーバーなんて、気付くと容量が足りなくて、たまにシステム部門から「いらないファイルを削除してください」って連絡きますもん。

 

それって、ユイちゃんの問題もあるな。コミケで撮ったコスプレ写真とか、仕事に関係のないものも結構個人フォルダにあるじゃない。検索したら面白い写真が出てきたりするからさ。たぶんみんな知っているよ?

 

…あ、ばれてました?す、すぐに消しておきます…

 

あ、そうそう、セバちゃんの“落語”の動画も消しておいて。結構ファイルサーバーを圧迫しているみたいだから。

 

…あ、ばれてました?お笑いのセンスを磨く…いや、もとい、日本語を勉強するための教材としてダウンロードしておいたんですけど…そういえば、あれも消しておきますか、阿波踊りのレッスン動画。

 

あ、それもあったか…

 

<登場人物のご紹介>

●スミちゃん

冷静沈着にして物知り、社歴が長く製品知識も詳しい。徳島出身、普段は物静かだが、幼いころから阿波踊りに親しんでおり、祭囃子が聞こえてくると体が勝手に動きだす。年齢はシークレット。

●ユイちゃん

アニメ好きでオタク気質。気持ちは永遠の17歳、気持ちが素直なぶん、ツッコミが厳しい。本音トークを信条にしている。業界動向には精通しているものの、まだ転職して間もないため、製品知識は不足気味。

●セバちゃん

人間より牛が多いフランスの片田舎出身。鋼鉄のメンタルを持ち、得意?のジョークを飛ばしてウケないながらも周りを明るくする。いわゆる“スベり芸”の持ち主。一番の若手。

 

>> ユイちゃん、セバちゃん、スミちゃんが「3Dエクスペリエンスon the Cloud」を解説しています。こちらも併せて是非ご確認ください。

 

<これで丸わかり!?クラウドトレンド座談会 – バックナンバー>

第一回:WHY CLOUD
第二回:円滑なコラボレーション


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