大手自動車部品メーカーのマレリは、世界23カ国に170の開発・生産拠点を持ち、エレクトリックパワートレイン、コックピットモジュールや電子部品、ラジエータなどの幅広い製品群を供給しています。同社は現在、グローバルに展開している工場の生産効率を高めるため、工場支援システムのグローバル統一を推進中です。
第一弾としてマレリは、保全情報管理システムの検討を2016年に始めました。当時、工場ごとに表計算ソフトや台帳で管理していた保全データを、グローバルで一元管理し、データ分析や保全現場でのデータ活用などにより業務の効率化や計画保全の強化を目指します。同社は群馬工場で業務の標準化とシステム化を行い、その成果を他の工場に横展開することにしました。
マレリでは工場支援システムを将来的にグローバル統一することを念頭に、統合MES(製造実行システム)パッケージの「DELMIA Apriso」を採用しました。ITパートナーには、同ソフトの豊富な導入実績があり、日本製鉄グループの一員として製造業の業務知見や大規模プロジェクトの経験を持つ日鉄ソリューションズを選びました。アジャイル開発で短期実装し、Azure上で稼働させ、定期保全率を改善した事例をご紹介します。
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