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自動車サプライヤー様向けセミナー 『サプライヤーのための設計品質向上~設計プロセス改革による価値創造』 (前編)

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ダッソー・システムズは、2016年11月11日(金)に開催されるプログレス・テクノロジーズ主催の自動車サプライヤー様向けセミナー『3Dエクスペリエンス・プラットフォームの革新的活用法』にて「設計プロセス改革による価値創造」について講演します。今回はその予告編として、メインテーマとなる「設計プロセス改革」の重要性について解説しよう。

 

本セミナーの企画・運営を担った自動車・輸送機器業界担当のビジネスコンサルティングディレクター、岩井一郎

本セミナーの企画・運営を担った自動車・輸送機器業界担当のビジネスコンサルティングディレクター、岩井一郎

 

 

自動車業界の課題に応える価値を、短期間で生み出すために

 

「近年の自動車業界では、環境負荷低減のための燃費改善、交通事故対策としての安全性向上という2つの課題を社会から突きつけられており、その解決に向けた技術開発競争が過熱しています。これを受けて、今回のセミナーの対象となる自動車サプライヤー様では、取引先となる自動車メーカーの期待に応え、継続的な取引を獲得するために“設計価値の向上”と“設計業務の効率化”の両立が急務となっています」と説明するのは、自動車・輸送機器業界を担当するビジネスコンサルティングディレクター、岩井一郎だ。

 

「設計価値の向上とは、2つの課題の解決に寄与する価値ある部品・部材を提案することです。たとえば、燃費改善に寄与する部品の軽量化や、交通事故を防止するADAS(Advanced Driver Assistance Systems:先進運転支援システム)の開発などが挙げられます。一方、設計業務の効率化とは、より短期間での提案を可能にするため、業務プロセス上の効率を高めることを意味します」と、岩井の説明は続く。

 

「重要なのは、これらは両立できなければ無意味だということ。いくら価値ある提案でも、時間がかかり過ぎて機会を逸しては採用されません。また、いかに短期間に提案を繰り返しても、自動車メーカーの期待に応えられるだけの価値がなければ採用されません。そこで、当社は“設計価値の向上”と“設計業務の効率化”を両立するソリューションとして、『3Dエクスペリエンス・プラットフォーム』による設計プロセス改革をご提案します。これが本セミナーの主旨となります」

 

ポイントは、設計プロセスの“見える化”と設計ノウハウの蓄積

 

「『3Dエクスペリエンス・プラットフォーム』とは、ダッソー・システムズが提供する3D CADや解析ツール、プロジェクト管理ツールなど多彩な製品群を、データを共有した“統合環境”で提供するためのプラットフォームです」と岩井はソリューションの核となる情報基盤について説明します。

 

「このプラットフォームを導入することで、複数の設計担当者が、さらには設計担当者と解析担当者、生産管理担当者、プロジェクト担当者など部門の異なる関係者全員が、同じデータを、二重入力やファイル変換などムダな手間を要することなく、タイムリーに共有しながら連携することが可能となり、設計開発プロジェクト全体の質と効率を飛躍的に向上させます」

 

「このプラットフォームを通じて、私たちは2つの側面から設計プロセス改革を推進します。1つが設計プロセスの“見える化”。もう1つが設計ノウハウの蓄積です」と、岩井の説明は続く。次回後編では、この両側面からの改革について、具体例を交えて紹介していこう。

 

◇11月11日(金)に開催される自動車サプライヤー様向けセミナー『3Dエクスペリエンス・プラットフォームの革新的活用法 in 宇都宮』に参加ご希望の方は、こちらにアクセスください。

◇自動車サプライヤー様向けソリューション『ビッド・ツー・ウイン』について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。


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