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Channel: ダッソー・システムズ株式会社 公式ブログ
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【ハイライト】2017年9月ダッソー・システムズのニュースと今後のイベント情報

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全日本学生室内飛行ロボットコンテストに協賛

 

ダッソー・システムズは、2017年9月2日 (土) から3日 (日) まで大森スポーツセンター で開催された「第 13 回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」に協賛しました。

 

ダッソー・システムズは希望する参加チームに対し、3DEXPE RIENCEプラットフォーム (クラウド版) の大学・教育機関向け期間限定ライセンスを無償で提供。3DEX PERIENCEプラットフォームを活用して優秀な機体を製作し たチームには、ダッソー・システムズから企業賞として、3DEX PERIENCE賞が授与されました。

 

コンテストのウェブサイトには、 成績及び受賞の一覧が掲載されております。 ご興味のある方は是非ご覧ください。
詳しくはBlog記事をご覧ください

 

<ハイライト>

COMPASS #11 最新号

ビジネス・エクスペリエンス・インダストリー・ クラウドの構築とは。

プラットフォーム・ビジネス エクスペリエンスの時代に、どう取り組むか。
学習する機械
循環型の都市  他
※今号よりオンラインのみの提供となっております。
詳しくはこちら

 

<イベント・セミナー>

CEATEC JAPAN 2017 コンファレンスにて講演

2017年10月3日(火) – 6日(金)
千葉/幕張メッセ

事前登録で全コンファレンス聴講無料です。 皆様のご来場お待ちしております。IoTの先へ – インターネットを活用し「体験」を共有する社会へ
3Dデジタル・イノベーションが創る産業と都市の未来
“リアル”と”バーチャル”がつながるスマートシティー  - 3D技術を活用した都市の未来を創造するプラットフォーム
詳しくはこちら
 

2017 SIMULIA Community Conference Japan

2017年10月11日(水)9:30 – 18:00
東京/東京コンファレンスセンター品川

本年は本田技術研究所様による基調講演を予定しております。 また弊社からは、 昨年から今年にかけてSIMULIAのポートフォリオに加わった 電磁場解析のCST、振動・騒音解析のWave6、 流体解析のXFlowをご紹介いたします。
詳しくはこちら
 

アディティブ・マニュファクチャリング・シンポジウム

2017年10月11日(水)13:30 – 18:00
東京/東京コンファレンスセンター品川

アディティブ・ マニュファクチャリングという新しい製造技術をどのように採用し て将来を革新していくのか、またデザインのみならず、 材料を選定する、設計要件を満たす、 製造するといった一連のプロセスをどのように活用していったらよ いのかといった、皆様が現場で直面する課題をとりあげます。 各分野の専門家から最新動向や事例をお話しを頂くとともに、 ダッソー・システムズのアディティブ・マニュファクチャリング・ ソリューションをご紹介致します。

詳しくはこちら
 

Archi Future 2017 協賛

2017年10月27日(金)
東京/TFTホール

テクニカルフォーラムにて講演とブース出展を致します。

【テクニカルフォーラム】13:30-14:00
「BIMレベル3とデジタルコンストラクション」

【展示】
設計、ファブ、施工連携-BIM レベル3 – デザイン・フォー・ファブリケーション
施工計画、管理を最適化する! – オプティマイズド・コンストラクション
環境と人の活動分析による都市計画 – 3DEXPERIENCity
Archi Future 2017

 

Modelica User Conference 2017 Japan

2017年10月27日(金)
東京/トヨタ自動車株式会社 東京本社
モデロン株式会社主催

ダッソー・システムズは「Modelica User Conference 2017Japan 」に協賛し、ソリューション展示を行います。本会議では、 Modelica および  FMI (Functional Mockup Interface)についてのナレッジや産業界でのベスト・ プラクティス事例を、先進ユーザとのフェース・ツー・ フェースの交流を通して共有していただくことを目的としており、 国内外の学術界および自動車とエネルギー分野の産業の事例発表も 行われます。
Modelica User Conference 2017 Japan

 

<プレスリリース>

ダッソー・システムズと No Magic、3DEXPERIENCE プラットフォームによるシステムズ・エンジニアリング・ ソリューションの拡充に向けてパートナーシップを締結

 

  • システム・オブ・システムズ、組込みシステムモデリング、実行、 コード生成を網羅するモデルベース・システムズ・ エンジニアリング (MBSE) の統合ソリューションを提供
  • 「エクスペリエンスのインターネット」に向けて業界標準を採用、 拡張
  • 航空宇宙・防衛産業、自動車・輸送機械・モビリティ業界、 ハイテク業界、医薬品・医療機器業界に貢献
    詳しくはこちら

 

欧EVスタートアップのリマック・アウトモビリ、 ダッソー・システムズとの連携により、 次世代EVスーパーカーの開発を効率化

 

  • スタートアップ企業が主要な自動車サプライヤーを目指して事業を 拡大
  • 協調的なデジタル環境が新しいエクスペリエンスを創出するイノベ ーションラボとして機能
  • プロセスのデジタル化によって自動車開発プログラム全体を短期化
    詳しくはこちら

 

ファーウェイクラウドとダッソー・システムズ、 持続可能なイノベーションを目指し、3DEXPERIENCE プラットフォームをクラウド上に統合するための覚書に署名

詳しくはこちら
 

バルメット、製紙・パルプ産業向けの開発と販売の向上を目指し、 ダッソー・システムズの支援下でデジタル化を推進

 

  • バルメットがビッグデータ分析を活かして高性能な産業機械を提供
  • 3DEXPERIENCE プラットフォームにより、 大手企業における顧客支援のあり方を転換
  • デジタル環境により、製紙・パルプ産業の持続可能性を強化
    詳しくはこちら

 

<パートナー主催イベント・セミナー情報>

現在の設計環境で満足していますか? クラウド版CATIAの全容をご紹介【大阪開催】: 兼松エレクトロニクス

2017年9月27日(水)13:00~

3DEXPERIENCE on the Cloudにより、設計ソフトウェアの使用方法が変わります。 クラウドでは、ハードウェアに先行投資する必要がなくなり、 セットアップ・コストもかかりません。
世界有数の製品設計エクスペリエンスにより、 数分でプロジェクトを導入できます。今回、 デル株式会社と共同で、3DEXPERIENCE on the Cloud導入キャンペーンを実施しております。
詳細・お申し込みはこちら

 

シミュレーション主導設計による設計開発革新セミナー: プログレス・テクノロジーズ

2017年9月29日(金)13:30~16:30

変化や不確定性を前提にしたシミュレーションによる設計探索手法 、個人ノウハウから組織ノウハウへの移行とその確立、 持続的な取り組み体制といったことを着実に実施している世界の先 端企業に共通した方法論を、事例を交えてご紹介いたします。
詳細・お申し込みはこちら

 

マルチスケールモデリングによる材料設計の新潮流: メカニカルデザイン

– 分子シミュレーションから連続体力学へ –
今回は、ダッソー・システムズ・バイオビアから講師を迎え、 BIOVIAの分子シミュレーションソフトウェアMateria ls Studioの紹介、 ならびにマルチスケールモデリングを想定したAbaqusに関す る弊社の実績をご紹介します。

 

【東京会場】
2017年9月29日(金) 13:30-17:00
会場:関東ITソフトウェア健康保険組合・山王健保会館会議室

【大阪会場】
2017年10月25日(水) 13:30-17:00
会場:AP大阪梅田茶屋町

【名古屋会場】
2017年10月26日(木) 13:30-17:00
会場:JP TOWER NAGOYA Hall&Conference
詳細・お申し込みはこちら

 

名古屋開催!製造業ECO改革セミナー:エスツーアイ

2017年10月13日(金)13:30~16:55

 

長年、BOM開発に携わってまいりましたエスツーアイより「 ENOVIA Materials Compliance Mangement(略称:MCM)」の紹介を中心に、 BOMを活用したグローバルレベルでの環境管理のあり方をご紹介 します。
詳細・お申し込みはこちら

 

客先要求による設計変更で発生する現場の混乱/納期遅延/ コスト増加 3大課題の一気解決セミナー: NTTデータエンジニアリングシステムズ

2017年10月13日(金)15:00~17:00
詳細・お申し込みはこちら

 

次世代3Dテクノロジーで変える未来のものづくり ~世界で勝てる製造業への道しるべ

2017年10月19日(木)13:00~

 

ダッソー・システムズの技術情報基盤「 3DEXPERIENCEプラットフォーム」 をキーワードにプログラムを構成し、新たな製品・ サービスを創出する「 3DEXPERIENCEプラットフォーム」 の活用方法を紹介します。
詳細・お申し込みはこちら

 

SCSK DELMIA モノづくりフォーラム~ 製造現場のデジタル化による「モノづくり変革」のススメ~: SCSK

2017年10月20日(金)13:00~19:00

 

SCSKでは、お客様への情報提供の機会として、「SCSK DELMIA モノづくりフォーラム」を企画いたしました。 慶応義塾大学 大前教授による「研究者から見た自動車の自動運転」 の基調講演を始め、 ダッソー・システムズ社の製造業向けビジネスプラットフォーム「 3DEXPERIENCE」の紹介等、 有益な内容を準備しております。
詳細・お申し込みはこちら

 


【プレスリリース】ダッソー・システムズ、ウィルチェアーラグビー「官野 一彦 選手」採用のお知らせ

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2017年9月29日

報道関係各位
ウィルチェアーラグビー、「官野 一彦 選手」採用のお知らせ

 

ダッソー・システムズ株式会社(本社:東京都品川区)はこのたび、公益財団法人日本オリンピック委員会 (以下JOC) が日本パラリンピック委員会 (以下 JPC) と協力し、行っているトップアスリ-トの就職支援ナビゲ-ション『アスナビ』を通じ、ウィルチェアーラグビーの官野 一彦 (かんの かずひこ) 選手の採用を内定しました (入社予定日:2017年10月1日)。

 

ダッソー・システムズ株式会社としては、初のアスリート選手の採用となります。今後は、海外での活躍を視野に入れた官野選手の競技活動を、全社で応援していく考えです。また、官野選手には、競技活動を通じて培われる経験や知見を社内に還元していただくことで、当社の社員ひとりひとりが来るべき社会への価値創造を考えるきっかけを作っていただければと期待しています。

 

 

■    プロフィール

・氏名:官野 一彦 (ウィルチェアーラグビー)

・出 身 地:千葉県袖ヶ浦市

・生年月日:1981年8月1日

・学歴:木更津総合高等学校(2000年3月卒業)

・主な戦歴:2012年 ロンドンパラリンピック 4位
2014年 世界選手権 4位
2015年 アジアオセアニアゾーン選手権 優勝
2016年 リオパラリンピック 3位

 

■ 選手コメント

「このたびアスナビのご支援を通じて、ダッソー・ システムズ株式会社に入社することとなりました。 同社の障がい者アスリートを支援していく方針に感銘を受け、 一緒に東京パラリンピックを目指したいと思いました。 雇用していただき、競技に集中できる環境が整いました。 このような会社で働ける機会を得たことを非常に嬉しく、 誇りに思います。前向きに、諦めず、 夢を掴むための努力を惜しまないアスリートとして活躍できるよう 、 支えてくれている方々に感謝の気持ちを忘れることなく邁進してま いります」

 

■ ウィルチェアーラグビーとは

1966年のアトランタパラリンピックではデモンストレーション 競技として初登場し、2000年のシドニーパラリンピックからは 公式種目になりました。日本では1996年11月に正式に競技が 紹介され、1997年4月に連盟が設立され、現在、 競技の国内普及と、 パラリンピックや世界選手権等の国際大会でのメダル獲得を目標に 活動を行っています。

(以上、日本ウィルチェアーラグビー連盟ホームページより)

 

■ ダッソー・システムズ株式会社

仏ソフトウェア最大手Dassault Systèmesの日本法人。「3DEXPERIENCE戦略」 を掲げ、企業ならびに学術・教育機関に向けて、企画・設計・ 製造・解析・検証・ マーケティング等の各用途を横断するソフトウェア製品群を提供し ている。1992年設立。国内事業所は東京・名古屋・豊田・ 大阪の四か所であり、うち東京と名古屋はR&D機能を併設。 従業員数約600名。経団連、新経連、在日フランス商工会議所、 他に加盟。

 

(以上)

 

ダッソー・システムズについて

ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEカンパニーと して、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、 持続可能なイノベーションを提唱します。 世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、 保守に変革をもたらしています。ダッソー・ システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・ イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、 バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・ グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約22万社のお 客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

 

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、C ATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、 SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITE はアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・ システムズまたはその子会社の登録商標です。

※アスナビは、 公益財団法人日本オリンピック委員会の登録商標です。

 

報道関係者お問合せ先
ダッソー・システムズ株式会社
広報:佐藤有喜子
E-mail:yukiko.sato@3ds.com
TEL:03-4321-3841または03-4321-3506 (マーケティング代表)

 

ダッソー・システムズ株式会社広報代理
ホフマンジャパン株式会社
担当:太田 / 上田 / 高濱
E-mail: 3DS_PR_JP@hoffman.com
TEL:03-5159-5750
FAX:03-5159-2166

【プレスリリース】シェブロンが潤滑油の新製品開発を短縮するため、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE プラットフォームを採用

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世界規模のコラボレーションとイノベーションにより、プロジェクトに要する時間、資源、コストを削減

 

2017 年9月19日 – 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、米国シェブロンの一部門で、高性能基油および精製潤滑油を製造・販売する Chevron Products Company が、Chevron、Texaco および Caltex ブランドで世界展開している潤滑油製品の開発期間を短縮するために、3DEXPERIENCE プラットフォームを採用したことを発表しました。

 

>> プレスリリースをダウンロード <<

 

シェブロンの潤滑油事業はイノベーションの歴史を積み重ね、年間数百件に及ぶ製品プロジェクトを始動あるいは更新しています。いずれのプロジェクトでも、さまざまな専門分野から数十人の関係者が参加し、複数の地域で異なる配合、規制、原材料に取り組んでいます。潤滑油市場を継続的にリードしていくためには、こうした複雑性の緩和と開発サイクルの改善が必要でした。

 

ダッソー・システムズのインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスである「パーフェクト・プロダクト」は、シェブロンの潤滑油事業が抱えるニーズに応えるものです。「パーフェクト・プロダクト」は、世界中の拠点に散らばる全ユーザーを3DEXPERIENCE プラットフォーム上でつなげることでデジタル環境下でのコラボレーションを実現し、新製品開発に要する時間、資源、コストを削減することができます。

 

シェブロンでは、製品の成分と原料に対するトレーサビリティ強化や、製品の審査・承認プロセスの標準化を通して、ポートフォリオ全体で製品品質の向上を図ろうとしています。3DEXPERIENCE プラットフォームを採用することにより、シェブロンの潤滑油事業にかかわる世界各地の複数の部門で、一元管理された製品データへのアクセスが可能になります。このためデータの検索、再利用、プロジェクトの進捗状況や完了日の確認が容易になります。また一元管理されたデータを活用し、サプライチェーンの活性化をはかることも可能です。

 

「シェブロンは 1 世紀以上にわたって潤滑油の科学研究とイノベーションを積み重ねており、その支援者としてダッソー・システムズに目を向けたのです」と、Chevron Lubricants のブランド、技術および OEM 担当部長である Brian Stripling 氏は述べています。「ダッソー・システムズのSIパートナーであるテックマヒンドラにも支えられ、最適なビジネス手法と機能に基づいてプロセスと業務を連携させることができました。今後も複雑性を緩和していくためにも、さらに多くのプロセスをダッソー・システムズのプラットフォームに統合することを決めました」

 

「複数の事業関係者を対象に製品開発プロセスのデジタル化を繰り返したのですが、ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームのおかげで、短期間で完了できました。」と、テックマヒンドラのコンサルティング & エンタープライズソリューション担当副社長である Ashim Guha 氏は述べています。「お客様には予算通りに 1 年足らずの期間で、従来の Lotus Notes アプリケーションから新しいプラットフォームに移行していただけました」

 

「エネルギー、プロセス、ユーティリティーの主な産業同様に、石油産業やガス産業もやはりプロセスが複雑です。そして、製品開発プロセスの終盤で問題が発覚した場合は手遅れとなり、製品の市場投入が遅れてしまうこともあります。」と、ダッソー・システムズのエネルギー・プロセス産業担当バイス・プレジデントである Thomas Grand は述べています。「3DEXPERIENCE プラットフォームを活用すると、バリューチェーン全体の関係者が担当製品の関連情報に簡単にリアルタイムでアクセスし、新製品の開発期間を短縮することができます。シェブロンのような企業にとって、これはチャンスに直結します。3DEXPERIENCE プラットフォームによって企業規模のイノベーション活動が可能になり、利益につながるチャンスが生まれるのです」

 

>> プレスリリースをダウンロード <<

近日開催のSIMULIA ソリューションセミナーご紹介

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ダッソー・システムズでは、SIMULIA製品についてご紹介する様々なセミナーを企画開催しております。

 

【10月11日(水)13:30~18:00】
アディティブ・マニュファクチャリング・
シンポジウム
東京コンファレンスセンター品川

このシンポジウムでは、アディティブ・マニュファクチャリングという新しい製造技術をどのように採用して将来を革新していくのか、またデザインのみならず、材料を選定する、設計要件を満たす、製造するといった一連のプロセスをどのように活用していったらよいのかといった、皆様が現場で直面する課題をとりあげます。各分野の専門家から最新動向や事例をお話しを頂くとともに、ダッソー・システムズのアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションをご紹介させて頂きます。

詳細・お申し込みはこちら

 

【10月11日(水)9:30~18:00】
2017 SIMULIA Community Conference
東京コンファレンスセンター品川

年次ユーザ会 「2017 SIMULIA Community Conference Japan」 を開催致します。この会は、 SIMULIAブランドの近況のご報告と共に、ユーザの皆様の様々な取り組みや活用事例を発表いただく場として、毎年開催しております。

本年は本田技術研究所様による基調講演を予定しております。また弊社からは、昨年から今年にかけてSIMULIAのポートフォリオに加わった電磁場解析のCST、振動・騒音解析のWave6、流体解析のXFlowをご紹介いたします。

詳細・申込みはこちら

 

【10月16日(月)16:00~17:00】
次世代CFDソルトウエアXFlowのご紹介
オンラインセミナー

SIMULIAの新たなプロダクト XFlowの概要を1時間でご紹介します。
流体解析ソフトウェアとしての特徴、理論、主要な適用産業分野、ベンチマーク結果、基本的なワークフロー等について説明します。

お申し込みはこちら

 

皆様のご参加お待ちしております。

 

【相互補完型の成長】関連する商品やサービスの提供が、プラットフォームの継続的な拡大につながる

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典型的な製品ラインナップは直線方向に成長していきますが、これは製品やサービスを購入する消費者の数が増加していくことを反映しています。しかし、複数の製品やサービスを扱うことで、様々な顧客やグループを結び付けていく多角的なビジネスプラットフォームでは、相互補完型の成長が可能です。最初に健全なエコシステムを作り出すことで、多角的なプラットフォームは思いもよらない領域に進出し、追加収入を享受します。
著者:Charles Wallace

 

旅行者と短期滞在用の個人宅宿泊を結び付けてホスピタリティー業界に破壊的影響をもたらしたプラットフォーム企業であるエアビーアンドビーは、2016年の終わりに、同社の旅行サービスを拡大し、レストランの予約や音声ガイド付き徒歩ツアー、ひいては自動車レンタルの予約までもカバーする予定であると発表しました。

 

エアビーアンドビーが、同社のプラットフォームでとてつもない成功を収めた方式を関連する旅行サービスに拡張することは、プラットフォームの専門家が「相互補完型の成長」と呼ぶプロセスの一環です。こうしたプロセスでは、プラットフォームの成功へと導いたアイデアを利用し、関連ビジネスへと枝分かれさせていきます。英国ギルフォードにあるサリー大学でデジタル経済センター(Centre for the Digital Economy)の共同ディレクターを務めるAnnabelle Gawer氏は、プラットフォーム・エコシステムを立ち上げるために必要とされる莫大な投資の後には、エコシステムを拡大することがビジネスの理にかなう判断であると述べています。

 

Gawer氏はプラットフォーム上のユーザーやプロデューサーの各グループを「側面(side)」と呼び、次のように述べています。「いったんインストールベースを確立した上で、そこに価値を加え続けたい、そこにもっと人々が関わるようにしたいと考える場合、今の側面とのやりとりが発生する新たなグループをプラットフォームに引き入れることで、プラットフォームに新しい側面を追加していくことで実現が可能です」

 

 

複数のグループが存在していて他のグループと互いに影響を及ぼし始めたときには、そのプラットフォームは多角的であると考えられます。プラットフォームの所有者はルールを定めますが、取引が行われているビジネスに参加する必要はありません。

 

もう一つの好例はカーシェアリングのウーバーによる「ウーバーイーツ」(食品配達サービス)の開始で、これはブランドの合理的な拡大でした。いっぽうウーバーは、食品配達ほど同社とのつながりが明確でない移動医療サービスとの協業を通じて「ウーバーヘルス」を展開、登録看護師の個人宅への直接派遣によって、インフルエンザ予防接種などのワクチン接種を施しています。

 

創造的な「贈り物」

シンガポールでPlatformation Labs社というプラットフォームコンサルタント会社を経営するSangeet Paul Choudary氏は、中国で最も人気があり、数百万人のユーザーが電子メールやボイスメールの代わりに使っているメッセージング・アプリ、WeChat(微信)の例を挙げています。WeChatはピアツーピア型の決済サービス市場に参入することを望んでいましたが、その分野には既に多くの企業が押し寄せていました。そこで同社は、現金を入れた赤い紙の封筒を友人や家族に贈る中国旧正月の伝統をもとに、ピアツーピア型の贈り物手配というアイデアを思いつきました。

 

多くの中国人にとってこの伝統は金銭的な負担になってきましたが、人々は、贈り物を減らしたり送り先のリストから誰かを完全に外したりした場合、友人や家族を侮辱することになるのを恐れていました。そうした中WeChatは、「ランダムに割り当てられる贈り物」を発明したのです。

 

旧正月を祝う人は、WeChatに一定額、たとえば50米ドルを渡します。すると同社のサービスがリストの全員に対し、送り主から50ドルが提供されていて、最初に返答した人たちにお金がランダムに割り当てられることを伝える、というメッセージを送ります。一人が25ドルを手に入れ、他の25人がそれぞれ1ドル手に入れるかも知れません。しかし贈り物を分けるのは送り主ではなくWeChatであるため、額が小さくても送り主が気恥ずかしさを感じることはありません。

 

Choudary氏は、旧正月の12日間で、他の決済サービスが一年を通して送金するより多い額を、WeChatが送金していると述べています。このようにして、WeChatのメッセージングサービスは相互補完的な決済サービスへと拡大し、より世間に認められていた競合企業と渡り合ったのです。

 

“「いったんインストールベースを確立した上で、そこに価値を加え続けたい、そこにもっと人々が関わるようにしたいと考える場合、今の側面とのやりとりが発生する新たなグループをプラットフォームに引き入れることで、プラットフォームに新しい側面を追加していくことで実現が可能です」”

ANNABELLE GAWER氏
サリー大学デジタル経済センター共同ディレクター

 

どのような存在を目指すか

米国カリフォルニア州のアクセンチュア・テクノロジーラボでマネージングディレクターを務めるMichael Biltz氏は、次のように述べています。「次の世代にどのような企業になりたいか、役割が定まっていないのはどこか、それを行うために自社をどのように位置づけるべきかを把握するために、実に多くの企業が自社の現状に本気で目を向けています」

 

Biltz氏は、米国で薬局チェーンとして創業し、予約なしで診てもらえるMinuteClinics社へと拡大したCVS社に言及しています。同社はインフルエンザ予防接種のように単純な医療処置を行い、今では患者がインターネット接続を介してリモートで医師にアクセスできる遠隔医療サービスを提供しています。CVS社は、患者の支払いや保険関係の提出物の処理などの書類事務を扱うプラットフォームを提供しており、その後、医師に料金を支払います。

 

ウーバーやエアビーアンドビーのようなサービスはユーザー数の点で飽和状態に達しているため、相互補完的なアプローチは、自社プラットフォームで取引が行われるビジネスを増加させ続ける方策となっており、将来のプラットフォームの成長モデルになることでしょう。 ◆

著者: Charles Wallace

【聴講無料@幕張メッセ】本日 CEATEC JAPAN2017にて講演!〜IoTの先へ –インターネットを活用し「体験」を共有する社会へ

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本日10月6日(金)「CEATEC JAPAN 2017」にて講演!

 

ダッソー・システムズは本日10月6日(金)まで幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2017」にて講演を行っております。皆様のご来場お待ちしております。

 

>> CEATEC JAPAN 2017 詳細 <<

 

【DS-1】【DS-3】

IoTの先へ – インターネットを活用し「体験」を共有する社会へ

(【DS-1】と【DS-3】は同じ内容です)

 

10月6日(金)15:30-16:30
国際会議場3階 304会議室

ダッソー・システムズ株式会社
ハイテク産業担当 ビジネス・コンサルタント
立田 新

現代の消費社会で消費者が求めるのは製品ではなく、製品を通じて得られる素晴らしい「体験」です。バーチャルの世界で創造した「体験」を、インターネットにつながったモノづくり専用プラットフォームで共有し、消費者の支持を得る製品開発を行うことが、モノづくり企業の競争力を高めます。当セッションでは「体験」を通じた製品開発や製造をサポートする世界で最先端のソリューションやその活用事例をご紹介いたします。

 

>> CEATEC JAPAN 2017 詳細 <<

 

第5回 Dymola/Modelica/FMIセミナー (DMF5 2017) ~ ユーザー事例紹介 ~

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ダッソー・システムズの販売パートナーである、ネオリウム・テクノロジー株式会社 主催セミナーが東京にて開催されます。

 

従来、自動車分野を中心にモデルベース開発(MBD)が目覚ましい発展を遂げてきました。MBDを取り入れることで、高品質化、開発工数の削減、より複雑なシステムの構築など、多くの恩恵を受けております。現在では、自動車分野だけでなく、その他の製造業においても、自動化や高機能化など制御システムが複雑化しています。そのため、制御システムの設計に最適な、プラント(制御対象)のモデリングや製品設計に使用される1DCAEとよばれる物理モデリングツールも広がってきています。 1DCAEとは、製品の価値や機能を起点にした、製品の構想設計・機能設計段階から適用可能な設計支援ツールです。ゆえに、ものがない段階で、物事の本質を捉えて、機能を見える化することができ、複雑なシステムの高品質化や工数削減による市場投入への期間短縮が期待できるため、製品開発において大変注目を浴びています。

 

MBDのプラントモデルの開発に最適なModelicaは、複数分野の物理システム(機械、電気、熱流体、制御など)を表現できるオブジェクト指向のモデリング言語です。 ダッソー・システムズ社の「Dymola」は、Modelicaをベースとした、モデリング、およびシミュレーションするための最適な開発環境(物理モデリング・シミュレーションツール)になります。

 

ネオリウム・テクノロジーでは、「Dymola」やモデル交換規格である「FMI(Functional Mock-up Interface) 」について皆様の業務の一助となるよう、これまでに続き第5回目のセミナーを企画致しました。

 

モデルベース開発(MBD)に、ご興味をお持ちのお客様のお申込み、ご参加をお待ちしております。

 

皆様、ぜひこの機会をお見逃しなく、お誘いあわせの上ご参加ください。

 

日時:2017年11月14日(火)13:30~17:30

〒104-0031東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー4階
トラストシティ カンファレンス・京橋

 

>> 詳細・お申し込みはこちら <<

 

【プレスリリース】ダッソー・システムズ、 米エクサ・コーポレーションを買収

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2017 年9月28日 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発
日本語参考訳

 

  • 3DEXPERIENCE プラットフォームに次世代の流体解析機能を備え、シミュレーションのポートフォリオを強化

  • 実証済みの技術と工業製品向けソリューションにより、あらゆる業界の顧客企業に対応

  • 両社の強みを併せ、バリューチェーン全体を通じたデジタルエンジニアリング能力を強化

 

ダッソー・システムズと、製品開発向けシミュレーションソフトウェアのグローバルイノベーターであるエクサ・コーポレーション (NASDAQ:EXA) は、米マサチューセッツ州バーリントンを拠点とする米エクサ・コーポレーション (以下、エクサ) をダッソー・システムズが買収する最終的な合併契約に調印したことを発表しました。この取引はエクサの取締役会により全会一致で承認されました。ダッソー・システムズの子会社は、合併契約の条件に基づき、10 営業日以内に公開買い付けを開始し、エクサの普通株の全発行済み株式を 1 株当たり 24.25 ドルで取得します。決済は公開買い付けの完了時に現金で行われる予定です。この総額はエクサの完全希薄化後の純資産額で約 4 億ドルに相当します。エクサの 2017 年 1 月 31 日期の収益は 7,200 万ドルでした。

 

ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームは、エクサの追加により、格子ボルツマン法の新たな流体シミュレーション技術を備え、実績のある広範なポートフォリオとなります。これによりダッソー・システムズの顧客は、工業製品に特化したエクサのソリューション群や、同社の約 350 人の経験豊富な解析専門家を活用できるようになります。これらのソリューションは、空力、空力騒音、熱管理など様々なアプリケーションや業界に対応しており、流体に関する複雑な課題を、従来の手法よりも高速かつ高精度に解析します。

 

エクサのソフトウェアは、自動車・輸送機械・モビリティ業界、航空宇宙・防衛産業、天然資源産業などにおいて、150 社以上の大手企業のデザイナーやエンジニアにより、設計プロセス全体で高度に動的な流体流れを評価するために利用されています。エクサの顧客リストには、BMW、テスラ、トヨタ、NASA、エンブラエル、BP (ブリティッシュ・ペトロリアム) などが名を連ねています。自動車・輸送機械・モビリティ業界においては、ほぼすべてのメーカーが空力流れ、空力騒音、熱管理のシミュレーションにエクサのソリューションを利用しています。

 

製品、自然環境、人々の生活にかかわる物理的な挙動をシミュレーションする場合、エンジンの冷却や翼の揚力といった流体流れのシミュレーションが必要になります。そのような状況下では流体の流動条件が急速に変化することが多く、環境内の製品と挙動を高精度に評価するためには、動的な可変流量のシミュレーションが欠かせません。エクサの持つ精度と適時性はこうしたアプリケーションで相乗効果を発揮し、他の流体シミュレーション法にない高品質な結果をもたらします。

 

ダッソー・システムズは、エクサのお客様に対する継続性も確保しつつ、インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスの既存のポートフォリオにエクサのソリューションを統合し、マルチフィジックスおよびマルチスケールのシミュレーションにおける新しい業界標準を提案します。両者の技術を併せることで、統合ソリューションの供給力が強化され、販売上および技術上のインタラクションが簡略化され、ひいてはお客様とのコラボレーションが一層促進されます。また、顧客企業は流体の挙動モデルを簡単に作成、解析することで、多種多様なアプリケーションにわたって高度に動的な流体流れをシミュレーションできるようになります。

 

「ダッソー・システムズとエクサは、科学と産業に包括的に注力するという点に共通の価値を見出しています。この価値観は、製品、自然、生活の調和を保つために 3DEXPERIENCE を提供していくという当社の取り組みの根幹でもあります。また、マルチフィジックスおよびマルチスケールのシミュレーション戦略においては、動的な流体流れのシミュレーションが重要です」と、ダッソー・システムズの取締役会副会長兼最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは述べています。「自動車・輸送機械・モビリティ業界をはじめ、幅広い業界のアプリケーションに関するエクサの貴重な知見を融合しながら、インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスの開発を加速し、現在そして将来のお客様に貢献してまいります」

 

「エクサでは、実証済みの格子ボルツマン・シミュレーション技術と、幅広い業界の専門家や技術者の知識を通して、高度な動的流れのシミュレーション市場を確実にリードしてきました」と、エクサ・コーポレーションの社長兼最高経営責任者である Stephen Remondi 氏は述べています。「ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームと SIMULIA ポートフォリオに加わることで、あらゆる業界のお客様に桁外れの価値をお届けいたします」

 

今回の取引は、規制当局による所定の承認を受けることと、その他の通常の取引終了条件を満たすことを条件として、2017 年第 4 四半期に完了する予定です。ダッソー・システムズは本取引による増益を見込んでいます。

 

詳しくはこちら:
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
http://www.3ds.com/ja

 

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(以上)

 

ダッソー・システムズについて

ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEカンパニーとして、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約22万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

 

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。

 

報道関係者お問合せ先

ダッソー・システムズ株式会社
広報:佐藤有喜子
E-mail:yukiko.sato@3ds.com
TEL:03-4321-3841または03-4321-3506 (マーケティング代表)

 

ダッソー・システムズ株式会社広報代理
ホフマンジャパン株式会社
担当:太田 / 上田 / 高濱
E-mail:3DS_PR_JP@hoffman.com
TEL:03-5159-5750
FAX:03-5159-2166


【マイナビニュースに掲載】ダッソー、「SIMULIA」次期アップデートは2018年第一四半期に –最新の製品動向を紹介

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マイナビニュースにダッソー・システムズの記事が掲載されました。

 

2017年10月12日掲載

『ダッソー、「SIMULIA」次期アップデートは2018年第一四半期に – 最新の製品動向を紹介』

ダッソー・システムズは10月11日、同社の解析ソフトウェア「SIMULIA」の年次ユーザーイベント「2017 SIMULIA Community Conference Japan」を開催。その中で、同製品の近況報告として、直近の製品ポートフォリオの紹介が行われた。

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【プレスリリース】ダッソー・システムズ、 米エクサ・コーポレーションを買収

【ダッソー・システムズ、セールスマネージャーが講演】10/19(木)開催!次世代3Dテクノロジーで変える未来のものづくり~世界で勝てる製造業への道しるべ~ in 名古屋

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2017年10月19日(木)開催の「次世代3Dテクノロジーで変える未来のものづくり~世界で勝てる製造業への道しるべ~ in 名古屋」。本セミナーでダッソー・システムズ株式会社 ENOVIA営業部 セールス・マネージャーの山本 晃司が「3DEXPERIENCEプラットフォームとモノづくり」についてお話します。

 

日時:2017年10月19日(木) 13:00~(受付12:30~)
開催会場:愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
ミッドランド スクエア 11F マイナビルーム

 

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<当日プログラム>

・13:00~13:40
【基調講演】「ものづくりのあり方の変化、未来・展望」

登壇者 板崎 英士 氏

株式会社日刊工業新聞社
本社業務局次長兼企画部長

 

・13:40~14:20
「3DEXPERIENCEプラットフォームとモノづくり」

登壇者 山本 晃司

ダッソー・システムズ株式会社
ENOVIA営業部
セールス・マネージャー

 

・14:40~15:20
「Making 3D Production Real」

登壇者 並木 隆生 氏

株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン
統括事業部長

 

・15:20~16:00
「既存の設計手法によるモデリングでは難しい軽量化を実現するCATIAジェネレーティブ・デザインによる新たな設計のご紹介」

登壇者 鈴木 功一 氏

アイコク アルファ株式会社
MS事業部
MCEGエンジニアリングリーダー

 

・16:00~16:40
【お客様事例】

登壇者 小栗 有志 氏

プリズマット・ジャパン株式会社
取締役

 

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CIMによって高架環状道路の課題を解決

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3Dエクスペリエンス・プラットフォームを搭載したCATIA&ENOVIAアプリケーションは、成都の第2環状道路の建設プロジェクトのスピードを大幅に向上させました。

成都の第2環状道路は、市内最大の都市建設プロジェクトです。 道路の長さは28kmを超え、幅は8レーンです。最初の建設段階が完了した後、それはたった6つの橋を渡ししているだけでした。改装は1年以内に完了し、設計、改修、施工が同時に行われ、4000人以上の施工作業員の手によって2,128の橋脚と、2,323の柱頭.、6,785本の杭が設置されました。

2013年5月に道路が開設されたときは、停止信号がない唯一の高速道路でした。 毎日20万人以上の人にサービスを提供し、交通混雑を大幅に軽減しました。第2環状道路は、成都都市道路橋管理局第3局によって管理され、維持されています。

課題
当初、当局は多くの課題に直面していました。 一般市民は第2環状道路の建設と投資について誤解を持っていました。さらに完成後、市民は道路に強く依存し、その結果、メンテナンスや管理上の遅延、不正確または機を逸した情報のために、深刻な社会問題が発生しました。第2環状道路の建設には多くの企業が関わっていて、建設関連のデータが膨大にありました。竣工データを見つけることや、完成した橋や道路には対応させる困難でした。高さ20メートル以上の橋梁では、作業者は箱桁や橋脚の検査を行うことができませんでした。その一方で、適切なツールがなかったため、問題が発見されてから解決策が実行されるまで遅れがでて、広域に渡って交通が影響を受けました。第2環状道路の定期的な運航と公共の安全を確保するために、プロジェクト管理当局は道路管理と整備を改善するための技術的解決策を模索しました。

解決策
複数のオプションを比較した後、都市道路管理局は、ダッソー・システムズのパートナーである成都RYD情報技術株式会社と契約し、第2環状道路の包括的なITソリューションを計画し、道路管理におけるビジネスプロセスを最適化しました。最終的に資産管理情報システムの提案を策定しました。この提案は、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォーム、特にローカルのGISソフトウェアプログラムであるSuperMapと統合されたCATIA&ENOVIAアプリケーションを推奨していました。CIMとGISを統合することにより、システムは情報に基づき、視覚的かつ、先進的な管理を実現します。 たとえば、デジタル化され仮想化されたインフラストラクチャーや モバイルによる監視と保守の実現などです。

成果

4人のRYDエンジニアが1,300の図面を内面と外面が同一の3Dモデルに変換するのに3ヶ月間を要しました。橋の桟橋のようなものからや雨樋のような小さなものまで鮮明なディテールを持たせています。このモデルには、それぞれ16,000の橋のコンポーネントが含まれており、それぞれに固有のシリアル番号が付いていて、従業員は問題を迅速かつ正確に特定できます。携帯用のモバイル機器を使用することで、従業員はいつでもデータを収集し、いつでもどこでも破損報告を送信したり、クラウドにデータをアップロードしたり、作業に関連する3Dモデルや技術リソースを参照できます。管理者は、モバイル機器を使用して修復作業を表示および割り当てることができ、迅速な問題の管理が可能になります。リーダーシップ・チームは、いつでも、どの場所で保守の状況を表示、検索、検査することができます。

このシステムは大きな利点をもたらしました。
スピードが8倍。
労働効率は8.3倍に上昇。
金融効率は4.42倍に増加。
品質保証が倍増。

さらに、プロセス全体がオンラインで行われ、ペーパーレス化によって環境保全目標が達成されました。これは、高効率、高水準、高品質、低コストの資産運用管理が真に達成され、スマートな都市管理に向けて新たな一歩を踏み出すことを意味します。これは、道路や橋梁の詳細な管理システムを導入しようとする他の都市のケーススタディでもあります。

第2環状道路管理システムの第1段階が完了した後、文書および建設直後のデータは完全にデジタル化されました。 このシステムは、課題を正確に突き止め、成都の橋と道路管理システムを、主要なメディアからの関心を集めた”クラウドによる管理”の時代に導きます。

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シビル・デザイン・イノベーション – ホワイトペーパー
シビル・デザイン・フォー・ファブリケーション

【プレスリリース】VE コマーシャル・ビークルズ、ダッソー・システムズの協力により、新しい製品開発アプローチを始動

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• 統合デジタルデータ管理エクスペリエンスを通じ、品質と生産性の向上を目指す

• 3DEXPERIENCE プラットフォームにより、各地の要件に応じた車両開発を加速

• 拡大中のインド商用車市場で革新的なトラックとバスを開発し、競争優位性を維持

 

2017 年9月14日 – インド・ムンバイ発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ は、ムンバイで開催された 3DEXPERIENCE Forum 2017 において、ボルボ・グループとアイシャー・モーターズの合弁会社であるインドの VE コマーシャル・ビークルズ (VECV) が 3DEXPERIENCE プラットフォームを採用したことを発表しました。VECV は拡大中のインド商用車市場において、革新的かつ高品質なトラックとバスを低コストで開発し、市場投入することを目指します。

 

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VECV では、地域ごとの要件に応じた製品を開発するための統合型アプローチ実現に向けて、「モジュラー、グローカル&セキュア」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを展開しています。これは「統合データ管理」イニシアチブの一環でもあります。VECV は同イニシアチブの下で、品質向上、製品開発プロセスの効率化、組織全体からの事業価値創出を目標に、開発と製造のバリューチェーンにかかわるプロセス、データ、システムの統合を進めています。

 

3DEXPERIENCE プラットフォームを基盤とした「モジュラー、グローカル&セキュア」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを活用すると、デジタル情報が単一のコラボレーション環境内に集約され、VECV の各部門 (製品計画、ポートフォリオ管理、製品開発、車両統合、製造計画) 、さらにはパートナーからのアクセスが可能になります。グローバルな製品設計や全バリアントを網羅した部品表についても、バリアントやコンフィギュレーションを迅速かつ柔軟に管理できるため、多岐にわたる製品ポートフォリオの複雑性に対応しやすくなります。VECV は顧客の高まる期待に性能や品質で応えつつ、コストやサイクルタイムの最適化を図ることができます。

 

「18ヵ月間のビジネスコンサルティングを受けた結果、新しいアイデアを手軽に試し、製品の検証と妥当性確認をスピードアップし、革新的な製品を短期間に低コストで市場投入するには、業務プロセスの効率化が必要であると判明しました」と、アイシャー・モーターズの最高執行責任者である R S Sachdeva 氏は述べています。「3DEXPERIENCE プラットフォームに集約されたデジタル情報により、製品戦略から製造現場に至るまで、製品開発のあらゆる段階でお客様の要望を確実に反映することができます」

 

「製品戦略をいかに使い分け、地域ごとの多様な要求に応え、地域に適した差別化技術を開発するか。これは多くの自動車製造業者にとっての懸念事項です」と、ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイス・プレジデントであるオリビエ・サパンは述べています。「3DEXPERIENCE プラットフォームはデジタルな連続性を実現させることで、イノベーションを加速し、製品の品質と性能を向上させ、開発のリードタイムとコストを削減します。デジタル化がもたらす企業価値に注目する商用車メーカーは、今後確実に増えていくでしょう」

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【プレスリリース】ダッソー・システムズ、SOLIDWORKS 2018 を発表

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• 3D 設計開発ポートフォリオの最新リリースは、設計から製造までのプロセスを統合する SOLIDWORKS CAM を搭載
• 製品開発ワークフローのインタラクションを簡素化することで、イノベーションを加速し、ビジネスの成果を向上
• 新しいエンドツーエンドのプロセスソリューションを順次追加予定

 

2017 年9月26日 – 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、3D 設計開発アプリケーション・ポートフォリオの最新リリースである SOLIDWORKS 2018 を発表しました。SOLIDWORKS 2018 は、設計から製造までのプロセスを統合する一気通貫型のソリューションを提供します。これによって企業はその規模の大小にかかわらず、革新的なアイデアをいち早く市場に送り出せるよう部品や製品の作り方を見直し、今日のエクスペリエンス・エコノミーに対応することができます。

 

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新製品SOLIDWORKS 2018 は、製品開発ワークフロー全体にわたる専門領域間の様々な情報のやりとりを簡素化できるよう、ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームによって強化されています。これにより新製品は、ユーザーが設計から製造まで包括的に捉えた上で立てたビジネス戦略をサポートします。また新製品の統合型のプロセスは、スマートマニュファクチャリングの利点を生かしたものづくりに適しています。具体的には、データフローがシームレスにつながり、製品開発にかかわる全チームがいつでもどこでもデータにアクセスできることに加え、プロセス全体が各種の異なるデータ形式に対応しているため、ユーザーはあるシステムから次のシステムに移る際にその都度データを変換する必要がなくなります。

 

「多くの設計には板部品と板金部品の溶接が含まれますが、ほとんどの設計者はタブとスロットのテクニックを駆使し、溶接用の部品を自分で固定しています」と、Digital Detail & Design のオーナーである Edson Gebo 氏は述べています。「新しいタブ&スロットフィーチャーは、手作業でフィーチャーを作成するのと比べて、大幅に時間を節約してくれます。設計を製造に引き渡すまでの期間短縮に大いに役立つでしょう」

 

今日の市場は競争が非常に激しく、単に製品を買って使うだけではない圧倒的なエクスペリエンスを創出できなければ、顧客から高い支持を得ることはできません。企業は当然行動を起こし、業務のあらゆる面から成長のためのイノベーションを引き出そうとしています。しかし、旧来の組織体制、プロセス、ツールを温存したままでは、「製品開発」の一連のプロセスが設計部門と製造部門の間で切り離され、ミスを誘発したり、組織間の連携、開発日程ならびに予算に影響を及ぼしたりすることにもなります。

 

SOLIDWORKS 2018 を使用すると、チーム間で協調的に連携をとりながら、製品や部品の設計、機能や製造性の検証、データや関連プロセスの管理、製造の効率化や自動化、製品や部品の検査など、あらゆる作業を短期間かつ低コストに進めることができます。設計や製造に変更が生じた際の管理にも、その反映に時間や手間がかかることはありません。設計プロセスの初期段階であらかじめ IP (知的財産)を組み込んでおくことで、その後に変更が生じた際にも、すべての必要なモデル、プログラム、図面、ドキュメントに対して、その変更を自動的に反映させることができます。

 

こうした一連のプロセスの中でも目玉となるのが、SOLIDWORKS 2018 の主要機能である  SOLIDWORKS CAM です。SOLIDWORKS CAMはルールベースの機械加工ツールで、ナレッジを蓄積し、製造用プログラムを自動生成します。設計者やエンジニアは、設計の流れをより深く理解し、十分な情報を基に決定を下し、試作部品を手早く作成して、社内で製造できるため、品質、コスト、納期を適切に管理できるようになります。さらに、数時間どころか数秒単位でカスタム部品が自動的に設計、プログラミングされるため、全く新しい「受注生産」戦略を展開することも可能です。

 

「より成功する消費者体験を獲得するには、設計の優れた製品を中核に据え、効率的な製造方法を確立することが不可欠です。SOLIDWORKS 2018は、部品や製品にスマートな製造アプローチをもたらすだけにとどまらず、企業がイマジネーションをイノベーションに転換し、エコシステムを構築する上でも役立ちます」と、ダッソー・システムズの SOLIDWORKS ブランド CEO であるジャン・パオロ・バッシは述べています。「SOLIDWORKS 2018 の新規ツールや機能強化の大部分は、これまでのリリースと同様、ユーザー・コミュニティから寄せられる貴重な指摘や要望に応えたものです。卓越した設計を短期間で製造に引き渡し、品質向上とコスト削減を実現していただくため、性能や機能をさらに強化いたしました。今後数ヵ月にわたり、エンドツーエンドのプロセスやソリューションを追加投入する予定です。お客様がビジネスの成果を一層高められるよう支援させていただきます」

 

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‘Match with Dassault Systèmes’ –ダッソー・システムズをもっと知って欲しい!

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現在弊社ではダッソー・システムズに興味ある方、ダッソー・ システムズで働いてみたいと思っている方にもっと会社のことを知 ってもらうためのキャンペーンを実施しています。

 

簡単なクイズに答えていただくと、 抽選でボーズ社製のヘッドフォンが当たります。 また弊社で働くことにご興味のある方は、ランチ付きの会社紹介イベ ント参加のチャンスがあります。

 

応募の締め切りは11月17日(金)です。

下記の”Match with Dassault Systèmesに参加”ボタンをクリックして‘Match with Dassault Systèmes’をお楽しみください。

 

>> Match with Dassault Systèmesに参加

 

(下記からもアクセス可能です)

 

<応募の流れ>

1.”Match with 3DS contest”にアクセス

 

2.ご自身のアカウントと応募条件を確認して各Boxをクリック

 


3.ご興味のある分野(業界や職種など)を3つ選んでください。

 

4.3つのクイズが出てきますので、お答えください。(答えが間違っていても大丈夫です)

 

5.最後にダッソー・システムズで働く事に興味がある方は”I’m Interested”ボタンとクリックしてください。(このボタンは正式な応募ではありません。今すぐでなくても、興味があるという方はクリックしてください。)

 

抽選結果は12月上旬にメールでお知らせします。
多くの皆さまのご参加お待ちしております!

 

>> Match with Dassault Systèmesに参加

製造工程も配慮した新しい建築生産手法

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Patrick Mays, AIA

このブログは、2016年10月にUNCシャーロット・カレッジと提携して発表された建築技術と実践に関するAIAのプレゼンテーションをベースにしています。

業界研究によると、建設は過去50〜60年間に効率性と生産性が低下した唯一の産業と言われています。 建設を最適化するプロセスは存在しますが、効率性の改善を実現する最大の課題の1つは、建築・建設会社が自らの効率性の認識をどこまで適格に行えるかにかかっている言われています。2013年のDodge Data&Analytics(McGraw-Hill Construction)SmartMarketレポートによると、米国のゼネコンまたは専門工事会社の約4分の1が、リーン・コンストラクションを実践、または実施していました。しかし、トヨタウェイやシックスシグマのような具体的なリーン製造戦略を使用したケースは8%を大幅に下回っています。 興味深いことに、この報告書は、リーンアプローチに精通していない企業ほど、自社工程を非効率的と見なしていないことを発見しました。

建設業界では、建設のリーン方式の効率改善の利点を理解することから効率化が始まります。それは長い道のりです。 しかし、リーン方式の効果に対する理解がなければ、建設現場の30%の無駄を削減する方法は限られてしまうでしょう。建設業界のリーン方式への移行はすでに始まっており、知識の豊富な建築家はこの変革をさらに推進しようとしています。この変革では3つの波が起こっています。

第一の波:ファブリケーションを視野にいれた設計

建築・建設工程における最大の無駄の1つは、複数の図面を繰り返し作成することです。多くの場合、設計者は確認申請、施工技術者は施工のために必要な2次元図面と3Dモデルを作成します。加えて、ファブリケーターは、ナットとボルトと、そして提供する部品がどのように組み合わされるべきかを記述する詳細な製作図を作成します。施工会社は足場、型枠、保管所と設備のスペースなどを示す施工手順の作成も必要です。一般的に言われている建設プロジェクトに含まれる30%の無駄の多くが、異なる専門家から専門家への異なるファイルの度重なる受け渡しと調整から起こります。

各工程で、例えば列にあるような単一の建物要素がどのように見られているかを考えてみましょう。

1. 設計者はレンガや石の外装などの完成した材料に焦点を当てています。
2. 構造エンジニアは全体の形状、コンクリートの密度、および柱が負うことのできる荷重の理解に焦点を当てます。
3. 構造のディテイラーは柱の内部の鉄筋と、梁と柱の間の接続に焦点を当てています。
4.施工者は現場で行わなければならない活動、たとえば柱を囲む型枠に焦点を当てます。
5. 施設管理者はビルが建設された条件と柱の設置の履歴に焦点を当てます。

これは、ひとつのビル内の同じアイテムでも5つの異なるソフトウェアパッケージを持つ5つの異なるパーティーによって作成された5つの異なるモデルとなる可能性があります。柱にかかわる履歴を多面的な視点で考える保守の担当にとっては、これは重要な問題です。

A single building element may be modeled five separate times by five different disciplines which are poorly coordinated.

単一の建物要素が、5つの異なる分野で5回に分けてモデル化されるかもしれません。

今日、少数のBIMソリューションが、見える化のための3Dを超えて、複数の設計プロセス全体の統合を意識しています。しかしこれらのBIMの統合作業がデジタル環境で協業しながらできるソリューションは限られています。ファブリケーションまで視野にいれた設計プロセスでは、すべての関係者は、3Dモデル、コストとスケジュールの情報を統合することでプロジェクト管理のための完全な作業仕訳と情報の重みづけをすることができます。

第2波:施工手法の再考

従来の建設現場では、決められた作業手順に拘束され遅延が発生する場合があります。工場の環境で大規模な部材を事前に構築する場合、安価な労働力をより安全な環境で、並行して使用することができます。しかし、工場でのプリファブリケーションにも課題があります。事前に製作されたコンポーネントは、ユニットを建設現場と設置箇所までの配送を考慮する必要があります。設計では、各要素の重量やサイズ、設置の手順などの要素を考慮する必要があります

施工方法を考慮した設計では、建設プロセスをデジタル試作モデル上でシミュレートし、実行するための建築生産管理システムを作成します。PLMの環境に設計コンセプト、製造の詳細、設置手順などを統合することで、建築・建設の専門家は間違いを減らし契約要件を満たす以上のことができます。個々の作業者レベルの安全性や効率、計画された施工手順まで配慮した本当のシミュレーションにより、すべての関係者が高い価値の実現と無駄の削減をすることができます。

When in the field, even Lean construction (left) means scheduling conflicts due to the need to store materials onsite and sequence work. In Lean manufacturing of buildings (right) as few as two workers are able to complete numerous tasks at once and produce high quality parts much faster than could be done in the field.
現場施工ではリーン方式による建設作業(左)であっても、現地での材料の保管と決められた作業手順の拘束により、スケジュール上のコンフリクトが起きます。 リーン製造方式(右)では、わずか2人の労働者が一度に多くの作業を完了し、現場施工よりもはるかに速く高品質なファブリケーションを生産することができます。

第3波:製造・据え付け情報と連携した設計

第3の波は、製造・据え付け情報と連携した設計です。製造と現場据え付けを配慮した設計の出発点は、工場プロセスの最適化と現場施工で最も効率的な据え付け作業を考慮することです。

このアプローチでは、設計者は、最終据え付け部材の配送を行う製造会社の能力を理解していなければなりません。例えば、プリファブコンクリートパネルは、片側に鉄筋が露出した状態で完成するのが最善の方法です。

完成したパネルの半分を使用することにより、出荷重量を削減することができ、パネル自体が最終的なコンクリートの打設のための型枠としての役割を果たすので、型枠の必要性がなくなり、現場の配筋、電気、配管の設置をより簡単に完了できます。作業者の安全性と生産性を向上させる方法として、また製品の品質を向上させる方法として、プリファブリケーションが一般的であることが証明されています。

工場生産のアプローチでは、モジュラー化された部材を輸送して設置するのに最適な方法を見つけなければなりません。場合によっては、これは遠隔地の高度に自動化された工場や部材の近辺の工場での製造および部位によっては現場施工するという組み合わせを考える必要があるかもしれません。このようなの戦略は、無駄を大幅に減らすことができます。

3つの波をサポートする新しいプロセス

今日、学卒のほとんどのデザイナーはモデリングツールの訓練を受けていますが、建設プロジェクトの無駄の削減についての深い洞察を持っているわけではありません。建築家はプロジェクトの早い段階で、製造者、ファブリケーター、専門工事会社と統合された3D図面上で緊密に連携して建築・建設プロセスを最適化することができます。

そのために建築・建設の専門家は、デジタル知識が豊富なサプライヤーへ早期にアクセスし、プロジェクトに関わるすべての関係者を保護するために、新しい契約体制を採用する必要があります。

さらに、建築家とエンジニアは、設計プロセスの早い段階で、施主に設計図書と製作図を協業環境で並行して作成するための製作図作成のための予算どりの提案をすることができます。

縦割り関係を壊すことで、明日の建築・建設の専門家は非常に複雑なプロジェクトでさえもこれまで以上に効率的に建設することができます。

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【プレスリリース】オーストリアのEVスタートアップ、クライゼル・エレクトリックが事業の成長に向けて、ダッソー・システムズを採用

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• 輸送・モビリティ分野全体でEV化を目指すスタートアップ企業

• 3DEXPERIENCE プラットフォームを活用し、バッテリーシステムや電気駆動系での大手パートナー各社との共同開発プロジェクトを推進

• 型破りなスタートアップ企業がめざす自動車業界のEVシフトをバーチャル技術で支援

 

2017 年9月19日 – 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、電気モビリティのスタートアップ企業であるクライゼル・エレクトリックが、いちはやく事業を成長させるために、3DEXPERIENCE プラットフォームを採用したことを発表しました。同社の革新的なバッテリーシステムや電気ドライブトレイン ソリューションは、自動車業界のパートナー各社による需要を急速に伸ばしています。

 

>> プレスリリースをダウンロード <<

 

クライゼル・エレクトリックでは、軽量・小型かつ高性能なバッテリーソリューション、ドライブトレイン、充電技術、ソフトウェアの開発と市場投入に、ダッソー・システムズの「エレクトロ・モビリティー・アクセラレータ」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを活用しています。クライゼル・エレクトリックは、自動車、バス、商用車、自転車、スクーターなど、輸送・モビリティの全分野に電気駆動系を搭載することを目標としています。

 

オーストリアのスタートアップ企業であるクライゼル・エレクトリックは、先頃、完全自動化された生産ラインを備えた6,200 平方メートルの工場を新設しました。同施設にダッソー・システムズのソリューションを展開することで、コラボレーション環境内でのバーチャルなプロジェクト管理、あらゆる電装製品や機構製品のコンポーネント設計とシミュレーション、その性能のシミュレーションと検証、リーン製造工程の設計など、さまざまなチームの業務を支援しています。また、走行距離 40 万キロメートルに相当する寿命のバッテリーパックの大量生産も可能になりました。これは、現時点で最軽量かつ最高の安全性と効率性を備えたバッテリーの一つです。

 

「OEM も一次サプライヤーも当社のイノベーションに期待を寄せています。そうしたニーズに応える製品を生み出すと同時に、事業も拡大していかなければなりません。当社は3 人兄弟で設立した従業員 70 人の若い会社ではありますが、積極的に人員を増強しながら、効率性に優れた国際的なサプライヤーに成長したいと考えています」と、クライゼル・エレクトリックの CEO であるマルクス・クライゼル氏は述べています。「ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームを活用すると、早い段階で調達プロセスに入ることができます。そのおかげで、開発プロセスの所要期間が 1~2ヵ月も短縮されました」

 

「自動車業界は急激な転換期を迎えています。今までの常識を打ち破るようなスタートアップ企業が登場していることに加え、政府や大手メーカーが電気自動車とハイブリッド車を対象とした今後数十年間の奨励策を打ち出しているためです」と、ダッソー・システムズの自動車・輸送機械・モビリティ業界担当バイス・プレジデントであるオリビエ・サパンは述べています。「3DEXPERIENCE プラットフォームは、クライゼル・エレクトリックのようなスタートアップ企業に価値をもたらします。新しい車両のコンセプトを考案し、実現性をいち早く検証できるため、こうした転換の中でも一層の存在感を示していただけるのです。その結果、電気自動車の普及に合わせて、長期的な成長も加速されることになります」

 

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【ダッソー・システムズ製品で税制優遇適用が可能に】このチャンスをお見逃しなく!!!

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ダッソー・システムズ製品で税制優遇適用が可能に!!!
このチャンスをお見逃しなく
― 中小企業経営強化税制優遇処置適用申請お手続きのご案内 ―

 

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1. 制度の概要
2. 対象となる企業様
3. 期間
4. 対象商品
5. 優遇措置
6. 証明書発行事務手数料
7. 申請手続き詳細

 

1. 制度の概要

中小企業経営強化税制は、中小・小規模事業者の「攻めの投資」を後押しするため、中小企業投資促進税制の上乗せ措置を改組して、創設された税制です。生産性向上設備等のうち、最低取得価額要件などの税法上の要件を満たすものの取得等をして事業の用に供した場合に一定の優遇措置が講じられる制度です。
税務申告時には、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)が発行する証明書以外に、担当省庁(製造業の場合には経済産業省など)に「経営力向上計画」を申請し、計画認定証を取得する必要があります。なお、ダッソー・システムズの製品でこの優遇税制を受ける対象製品に関しては、事前登録を完了しております。

 

ダッソー・システムズ製品をご購入のお客様がこの制度の優遇措置を受けるためには、以下の要件を満たした上で、JISAからの証明書の発行と担当省庁より「経営力向上計画」の認定を受け、税務申告時に適用申請して頂く必要があります。

【優遇措置適用要件】
・ 適用を受けようとされる企業様の資本金の額
・ 購入される設備(ソフトウェア)が税制の適用を受ける設備であるか
・ 購入される設備(ソフトウェア)が最低取得価額を満たしているか
・ 税制の対象期間に購入し、事業の用に供したものであるか

 

2. 対象となる企業様

・ 資本金の額が1億円以下の法人様
・ 税制の適用対象となるダッソー・システムズ製品を70万円以上購入されるお客様

 

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3. 期間

平成29年4月1日から平成31年3月31日までに購入され、かつ事業の用に供されたもの

 

4. 対象製品

ダッソー・システムズ製品の対象のライセンス製品は、一覧をご参照ください。

対象ライセンス製品

 

5. 優遇措置

下記①、②のいずれかの優遇措置を受けることができます。

優遇内容

中小企業投資促進税制(上乗せ措置)と併せて、

対象企業

資本金 3,000万円 超 1 億円以下

資本金 3,000万円 以下

優遇内容
① ②のいずれかを選択

①即時償却
②取得価額7%を税額控除

①即時償却
②取得価額10%を税額控除

 

6. 証明書発行事務手数料

証明書発行に際しては、JISAへの証明書発行事務手数料(\3,000)が必要となりますが、ダッソー・システムズが負担いたします。

 

7. 申請手続き詳細

ダッソー・システムズ製品における「中小企業経営強化税制」の申請手続き詳細PDFはこちらのダウンロードページでご覧になれます。

 

>>ダウンロードフォームはこちら<<

【11月22日(水)東京で開催!】土木分野におけるCIMの活用〜みずほビジネスイノベーションフォーラム

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土木分野の「モノづくり」には高度な安全性が求められ、長年にわたり蓄積されたノウハウにより健全性が担保されるとともに、様々な工夫により改良が加えられ、生活の高度化に貢献しております。

 

一方で、情報システムは急速に進歩しており、コンピュータの処理能力、ネットワークのスピードともに一昔前とは比べ物にならないレベルのものを安価に使用できるようになってまいりました。

 

『土木分野の「モノづくり」をさらに改善するために、3D情報技術はどのように貢献できるのか』をテーマに、シミュレーション、設計、データ管理等の広範な最新情報を御提供し、今後の方策検討の材料にして頂きたいと思い、セミナーを開催させて頂くことに致しました。
御多忙の折とは存じますが、この機会に是非、御参加ください。

 

【CIM:Construction Information Modeling】
計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元モデルに連携・発展させ、あわせて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムの効率化・高度化を図るもの

 

>> 詳細・お申し込みはこちら <<

 

<開催概要>

【テーマ】土木分野におけるCIMの活用
※CIM:Construction Information Modeling
『土木分野の「モノづくり」をさらに改善するために、3D情報技術はどのように貢献できるのか』

【日時】2017年11月22日水曜日 13時~17時(12時30分開場)
終了後、17時より懇親会を開催します。ぜひ御参加下さい。

【会場】ベルサール神保町 Room A + B
東京都千代田区西神田3-2-1

【定員】100名(定員になり次第、受付を終了させていただきます)

【参加費】無料

【協賛】ダッソー・システムズ株式会社

 

 

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【プレスリリース】ダッソー・システムズ、 2017年度第3四半期の決算を発表 非IFRS、恒常為替レートで 新規ライセンス収入は12%増で、 同じくソフトウェア収入は8%増

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2017年 10 月 25 日仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発プレスリリース
日本語参考訳

ダッソー・システムズ、
2017年度第3四半期の決算を発表

非IFRS、恒常為替レートで
新規ライセンス収入は12%増で、
同じくソフトウェア収入は8%増

 

ダッソー・システムズは25日、2017年9月30日を期末とする2017年度第3四半期および2017年度累計のIFRSベース、未監査の決算を発表しました。これらの決算は、2017年10月24日に同社の取締役会で確認されました。本発表には、補足資料に記載された調整後の非IFRSベースの決算情報が含まれます。

 

2017年第3四半期および2017年度累計の財務ハイライトの概要

(未監査、恒常為替レートでの数値)

 

  • 第3四半期の新規ライセンスおよびその他のソフトウェア収入は、12%増の1億7520万ユーロ
  • 第3四半期のソフトウェア収入は8%増、営業利益率は32.0%、EPS(1株当たり利益)は0.64ユーロ、いずれもガイダンス(利益予想)通り(全て非IFRSベース)
  • SOLIDWORKSの非IFRSのソフトウェア収入が第3四半期で16%増、2017年度累計で14%増
  • 2017年度累計の営業キャッシュフローは28%増の6億7200万ユーロ
  • Exaの買収を提案、SIMULIAにおける最先端の流体解析機能を拡張
  • No Magicの買収を提案、CATIAのシステム・エンジニアリング領域を拡大
  • 恒常為替レートでの2017年度の新規ライセンス収入が8-10%、ライセンス更新によるソフトウェア収入が6%増、業績予想を更新し、為替の影響により1株当たり利益が5セント減の2.57-2.61ユーロ、恒常為替レートでの収入は前期の6-7%増から6%増となることを再確認(全て非IFRSベース)

 

2017年度第3四半期および2017年度累計の決算の概要

(未監査)

 

ダッソー・システムズの取締役副会長兼最高経営責任者、ベルナール・シャーレスは次のように述べています。「今月上旬にスカニアとの長期的な協業についての合意を発表できたことを嬉しく思います。スカニアは3DEXPERIENCEプラットフォームを導入し、インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスの活用範囲を広げることで、同社の高いレベルにあるモジュール性とお客様特有の構成に対する需要に応えることができます。今年7月には、ボーイングが全てのプログラムにおいて3DEXPERIENCEプラットフォームを採用すること、製造パフォーマンスの向上のために、当社の製造実行管理ソリューションを選択したことを発表しました。他にも多くのお客様にご採用いただけたことを誇らしく思います。営業の進捗は引き続き好調であり、3DEXPERIENCEプラットフォームの進捗全てが業績に反映されていないことから、今後もこの勢いは続くと確信しています」

 

訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

 

(以上)

 

ダッソー・システムズについて

ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEカンパニーとして、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約22万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

 

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。

 

報道関係者お問合せ先

ダッソー・システムズ株式会社
広報:佐藤有喜子
E-mail: yukiko.sato@3ds.com
TEL:03-4321-3841または03-4321-3506 (マーケティング代表)

 

ダッソー・システムズ株式会社広報代理
ホフマンジャパン株式会社
担当:太田 / 上田 / 高濱
E-mail: 3DS_PR_JP@hoffman.com
TEL:03-5159-5750
FAX:03-5159-2166

BIMレベル3とデジタルコンストラクションをテーマにArchiFutrue2017に出展。

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ダッソー・システムズ株式会社は、”BIMレベル3とデジタルコンストラクション” をテーマにArchiFutrue 2017に出展しました。ブースは終日来場者で賑わい、テクニカルワークショップは立ち見がでるほど盛況でした。

テクニカルワークショップでは建築・建設業界マーケティングディレクターの森脇明夫が”BIMレベル3とデジタルコンストラクション” と題したプレゼンテーションを行いました。まず、国際的に拡がりつつあるBIMの義務化の流れに触れ、2014前後にイギリスで作成されたBIMの成熟度に関して説明しました。BIMレベル1は2次元と3Dの混在、レベル2は基本的に3Dはあるますが、ファイルベースでデータ交換の標準化は完了していない状態。レベル3になると標準的なデータ交換の環境で同一のデータベース上での複数の関係者間での協業が可能とされています。

詳細は BIMレベル3 ホワイトペーパーをご覧ください。

デジタルコンストラクションに関してはカナダのCadMakersの18階建の木造建築プロジェクトの事例が紹介されました。CadMakers Incは主要なエンジニアリングソフトウェアソリューションを活用して、建築・建設のビジネスと緊密に連携して、設計から施工までのプロジェクトの合理化をサポートしています。そのアプローチは、建築設計、構造、機械、電気、配管、土木、地質工学などのすべての建設プロジェクトに関する要素をモデリングし、正確な3Dモデルに構築します。そして、設計者、エンジニア、ゼネコン、専門工事会社、建材メーカーを一緒に協業できる環境を提供することで、3Dモデルを見て、特定された問題を解決するソリューションを提供しています。

このアプローチでは、建設業界の熟練工の実践的な専門知識と経験を3Dモデルで視覚化し、複数のビルディングシステムの製作段階から竣工までのプロセスの整合性をとっていきます。CadMakersは、18階建ての大型木材建造物であるバンクーバーに近いブリティッシュ・コロンビア大学のブロック・コモンズ・トールウッド・ハウスの設計・施工にわたるプロジェクト全体を支援しました。

CadMakersはバーチャル・デザイン・アンド・コンストラクションと呼ばれる手法で、製造された部品のオンサイトでの組み付け検証を事前に行うという手法を導入しました。このアプローチは、同サイズの従来のコンクリート建築物(運搬コストの削減と現場での作業スピードを考慮した場合)より約50%速く、かつ低コストでプロジェクトを完了できました。実際、当初20ヶ月の工期で予定されたプロジェクトは3ヶ月半前倒しで竣工しました。

以下は生産向上のための行ったいくつかの手法の詳細です。

当初は間仕切り壁の詳細モデルの作成に40時間を必要としましたが、シングルラインを引き、そこから壁を自動生成するツールを作成しました。このツールでは、壁面の詳細な数量積算が可能です。パラメータを変更し、間柱の間隔、壁の厚さ、間柱の本数、耐火ボードの数と層の数を変更できます。作業効率は1週間40時間から2日に、そして最終的には20分で1階層の生成ができるようになりました。

このプロジェクトのもう一つの特徴は、最初に施工したRCの2つのコア部分です。サイズの小さいコアでは、安全性の課題がありました。さらに、各型枠がどのようにセットされ、型枠関連の部材をどこに置き、どう移動するか検討する必要がありました。DELMIA 4Dシミュレーションで関係者と打ち合わせしながら、各レベルごとにプリファブ階段、コンクリート打設位置、必要な型枠など、36ステップのプロセスを計画しました。2階層ごとに打設する箱型型枠を再利用し、自立式の足場ではなくコアの利用した足場を設置、作業者の避難場所を作成し安全確保しました。作業者はビデオをみることで据え付けの工程でどのようなことがおこるかをわかり確認することができ、全体のプロセスを理解できました。

このプロジェクトの複雑さは、複数の専門工事会社が同時に施工に関わるスピードが重要であるということです。建設には周期的なプロセスがあります。  構造から、外装、コンクリートの打設、仕上げ、次に機械、電気の工事が行われます。こうしたパターンの繰り返しです。3Dモデルを活用して関係者が事前にプロセスが適正かを確認します。右側には実際の経過が表示されていますが、シミュレーションした結果とほぼ同じです。

 

プレゼンテーションの最後に、人間工学シミュレーションについて説明がなされました。人間工学シミュレーションによって作業者の視野の解析、効率的な搬入経路、作業者の身体負荷の分析などにより、人にやさしい施工工程の検証が拡がっています。

デジタルコンストラクションの基本となる建築生産における工業化ホワイトペーパーをダウンロードしてください。

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