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産業市場にアジリティと革新をもたらすB2Bデジタル・マーケットプレイス

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小売業やサービス業、旅行業に大きな変革をもたらしたデジタル・マーケットプレイスは今や産業界やサプライチェーンのあり方を変えようとしています。従来型のビジネスモデルが激変を迫られる一方、その変化のうねりはB2Bのサプライチェーンの上流から下流までのあらゆる企業を巻き込み、それぞれが新たなターゲット層を見出し革新的な新しい顧客エクスペリエンスを創り出すような絶好の機会になる、と専門家たちは見ています。

 

2017年10月24日、フォーチュン500のサプライヤー企業の株価が5%下落しました。NYSEおよびNASDAQ指数は基本的に大きく変化していないにもかかわらず、です。

 

何が起きたというのでしょう?投資アナリストによると、この下落の原因はAmazonビジネスの立ち上げにあります。これはAmazonの法人顧客に迅速なビジネスプライム配送を無制限で提供するもので、企業間で商品の売買を行うオンライン・マーケットプレイスとして、売り手と買い手の間での商取引を可能とするソフトウェア・プラットフォームを提供します。プラットフォームは仲介業者の役割を果たし、取引は基本的にプラットフォームに参加する企業と企業の間で直接行われます。

 

Amazonビジネスでは参加企業が在庫、物流の義務を担うことでコストを抑えられ、アジリティが向上します。世界最大の企業間マーケットプレイスプラットフォームであるアリババでは、Amazonが世に先駆けて書籍の販売で実践してみせたこのモデルを創業時から採用し、バランスシートの在庫をゼロとしています。

 

マーケットプレイス・モデルでは、大量の在庫や大型の設備と物流機能を抱える企業では考えられないスピードとスケールで成長できます。キャパシティの拡張性の高さ、比類ないユーザーエクスペリエンスにより、こうしたマーケットプレイスは様々な業界に次々と革新をもたらしています。

 

変化した顧客の期待

消費者向けビジネス(B2C)、個人間取引向け(C2C)のマーケットプレイスは、サービス(Airbnb, Wimdu)、観光(Booking.com, Ctrip)、金融サービス(M-Pesa, PayPal)、輸送(Uber, Lyft)、小売り(eBay, Tmall)で大きな成功を収めています。

 

消費者からみて、豊富な選択肢や簡単な比較、低価格でどこからでもどんなデバイスからでもアクセスが可能、素早い成約と履行、コミュニティでのやりとり、といったデジタル・マーケットプレイスの魅力は明らかです。端的に言えば、顧客エクスペリエンスの勝利です。

 

エクスペリエンスは顧客の選択肢や価格、利便性に対する期待に決定的な変化をもたらしました。企業間のモノやサービスの取引でも、同じタイプのエクスペリエンスが求められるようになるのはもはや時間の問題でした。

 

「企業間取引における買い手は消費者でもあり、彼らのデジタル・エクスペリエンスに対する期待値は高いです」と、カリフォルニア州、マリナ・デル・レイにある企業間、消費者向けe-コマースサービス企業のGuidance SolutionsでE-コマース、オムニチャネル戦略担当シニアバイスプレジデントを務めるBrian Beck氏は言います。

 

「場所はもはや問題ではなく、必要とされる場所で販売することです。求められてもいない場所にいる必要はありません」

ANDY HOAR氏
PARADIGM B2B CEO

 

企業間マーケットプレイスは決して新しくはありません。Amazonビジネスがアメリカから、ドイツ、イギリス、フランス、日本、インドに拡大したのは最近ですが、世界の多くの地域では企業間マーケットプレイスは20年前から存在しています。アジアにおいては特に、アリババ、Global Sources、TradeIndia、IndiaMART、DHgate、HAIZOL、その他の著名な企業間マーケットプレイスが何百万という産業界の買い手と売り手をつなげています。

 

では、インダストリアル・マーケットプレイスは何が新しいのでしょう?1つは今日、法人顧客が必要とする、クラウド、モバイル、ソーシャル技術をビックデータと組み合わせた高度な戦略により、心をつかむ、Uberタイプのエクスペリエンスを創り出すことにあります。また、低価格の3Dモデリングと3Dプリンティングを提供する技術は小規模な企業にもグローバルなマーケットプレイスへの参画の機会を提供します。最後に、企業間e-コマース市場の可能性がグローバルに注目される中、マーケットプレイスのオペレーター各社は積極的に新しい地域に拡張し、提供する商品の幅を広げていることが挙げられます。

 

グローバル規模での成長と破壊

調査会社であるStatistaによると、企業間e-コマースの2017年の売上は7.7兆米ドル(6.5兆ユーロ)で、消費者向けe-コマースの3倍です。

 

CloudCraze(Salesforce子会社)が欧米のB2B 400社の意思決定層に対して行った調査によると、調査対象の89%がe-コマースをB2Bにおける主要成長要因ととらえています。今回の調査では、初めてほぼ半数(48%)のB2B企業が全製品ラインをオンラインで販売していました。

 

 

アリババグループの創業者兼会長のJack Ma氏は中国・杭州で開催された2017 Investor Dayにおいて、2020年までに同社の収入が単体で1兆米ドルとなり、2036年には、世界人口の3分の1(約20億人)に同社がサービスを提供し、1,000万社の企業をサポートし、1億人の雇用を生み出し、世界で5番目の企業となる、と予測しています。

 

コンパス誌に対し、アリババのスポークスパーソンは以下のように述べています。「当社は単なるe-コマースウェブサイトをはるかに凌駕した存在になりつつあります。というのも、消費者、企業、その他の参加者が当社のエコシステムでビジネスを展開し成功できるよう、当社ではパートナー各社に対し、統合された技術インフラと、支払い、物流、クラウドコンピューティング等といった付随する一連のサービスを提供しているからです」

 

この進化するエコシステムモデルと驚異的な企業間マーケットプレイスの成長は、単に代理店や卸売りといった中間層のあり方を一変させているだけでなく、設計から販売にいたるまでのサプライチェーン全体を再定義している、と専門家は口を揃えます。結果として、これまでのサプライチェーン・モデルでは自明だった事柄は、再考を余儀なくされています。誰に販売すればいいのか?顧客データを管理するのは誰か?物流や注文の履行、在庫、アフターセールスサービスを担うのは誰か?

 

Robert Bosch Tool(米国に拠点を置くボッシュ・グループの子会社)でブランド、デジタル担当バイスプレジデントを務めるSonesh Shah氏は、同社のチャネル・パートナーと同様、この大きな変化を感じています。同社は企業向けおよび個人向けの電動工具を製造しており、これまで販売代理店や小売り店を通じて製品を販売してきました。

 

Sonesh Shah氏は以下のように述べています。「企業間マーケットプレイスの代理店への影響については大きく騒がれていますが、メーカー側にも大きな変化が起きています。ブランドメーカーとして、これまで当社は卸売り業者や代理店、小売り店との関係に細心の注意を払ってきました。現在、巨大なe-コマースが突然現れ、従来のサプライチェーンで成功できるように構築してきた公式・非公式な構造をひっくり返しています」

 

 

メーカーは今、既存のパートナーを介してマーケットプレイスに参画するか、または自社で直接マーケットプレイスに参画するかの決定を迫られています。Shah氏は、メーカーにとってこれは戦略面、運用面での課題ではあるが、顧客第一で考えることで道を誤ることはないと言います。

 

「お客様を第一に考えることです。メーカーとして、製造する製品の最終使用者を第一に考え、彼らの目を通じて価格や、利益率、ブランド、物流といった問題を検証することで正しい方策が見つかります」

 

そのため、Robert Bosch Tool では、インダストリー・マーケットプレイスや企業間e-コマースへの転換を、おおむね脅威ではなく機会ととらえています。実際、Shah氏のチャネル・パートナーも同意見で、マーケットプレイスを自社の競合というよりも新たなチャネルとみなしています。同社のパートナーはマーケットプレイスで大きな成功を収めており、それはパートナー企業とRobert Bosch Tool双方にとっていいことであると同氏は言います。

 

業界に新しい機会を提供

インダストリー・マーケットプレイスの擁護者たちは、インダストリー・マーケットプレイスはサプライチェーンと顧客エクスペリエンス・イノベーションの両方を向上するものだと言います。かつてForresterのバイスプレジデント兼企業間商取引のリードアナリストを務め、現在はシカゴの企業間e-コマースの戦略会社、Paradigm B2BのCEOであるAndy Hoar氏は、この到来を楽観的にとらえることが重要であると強調します。

 

「線形で、階層的な過去のサプライチェーン・モデルを打ち破る、協調的なマーケットプレイスは、原材料サプライヤーからアフターセールスサービス業者に至るまで、あらゆる関係者間のつながり、やり取り、イノベーション、共同での価値の創造を可能とし、ビジネスを成功に導いてくれます」

 

Guidance SolutionsのBeck氏は、あらゆる規模のメーカーやブランド、代理店にとってマーケットプレイスは不可欠なe-コマースチャネルであると言います。「マーケットプレイスでなければアクセスできない地域やお客様に、これからはアクセスできるようになります。肝心なことは、顧客が望むものを、彼らの望む場で販売することです。自分が売りたいと思う場所やモノではありません。顧客が今買おうとしている場所だけで戦うと機を逸する可能性がありますが、マーケットプレイスではどこでも戦えます」

 

「顧客が今買おうとしている場所だけで戦うと機を逸する可能性がありますが、マーケットプレイスではどこでも戦えます」

BRIAN BECK氏
GUIDANCE SOLUTIONS E-コマース、オムニチャネル戦略担当シニアバイスプレジデント

 

同様の動きが買い手側でも起きているというのは、Xometryでセールス・マーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるBill Cronin氏です。カスタム部品を製造する同社のマーケットプレイスでは、試作品と部品の買い手が全米の製造サプライヤーとつながることができます。同氏は以下のように述べています。「マーケットプレイスに参画することで、設計者とエンジニアは膨大な数の認定サプライヤーとつながることができます。ほとんどが自力で見つけるのは不可能なサプライヤーばかりです」

 

Cronin氏はまた、マーケットプレイスが全員の獲得プロセスをシンプルにすると考えています。特にXometryプラットフォームではマシンラーニングを使用することで、複雑なプロセスを自動化し、顧客にとってベストな価格とサプライヤーを特定します。

 

適切なマーケットプレイスを見つける

実際、自社向けに適切なインダストリー・マーケットプレイスを見つけるのは容易ではありません。原材料、標準部品、カスタム製造、プロセス製造、機械、ツール、重機、工場・拠点向け補給品、労務、運輸、パッケージングなど、ほぼあらゆるタイプのB2B製品やサービスに向けたマーケットプレイスが存在します。

 

ChannelAdvisor(企業のマルチチャネルでの販売管理を支援するe-コマースプラットフォーム)の創業者であり、会長でもあるScot Wingo氏はこうしたオプションを通じてビジネスを始めるにあたり、まずは自社の能力(製造、コールセンター、物流等)を評価することを勧めます。会社の能力と事業計画に照らし合わせて、適合するマーケットプレイスのタイプを絞り込むのです。

 

マーケットプレイスの選定をさらに進める上で、Guidance SolutionsのBeck氏が勧めるのは顧客第一主義です。「製品の最終使用者を重視してください。彼らはどこで購入し、どこで商品をリサーチし、プラットフォームがどんな価値を彼らに提供できるのか?また、企業間商取引での購買は消費者向けビジネスにおける購入よりずっと複雑であることも忘れてはいけません。しかも買い手は、業務で購入しているのです。つまり、買い手がしなければいけないことをより迅速かつ容易に行えるようなソリューションが必要です」

 

企業間マーケットプレイスの未来

企業間e-コマースにむけた大きなうねりの先に、どんな未来がインダストリー・マーケットプレイスを待ち構えているのでしょう?サプライチェーン関係者がこの先予測しなければならない展開とは?

 

「アリババやAmazonも認識しているように、カギを握るのはデータだ」とChannelAdvisorのWingo氏は言います。ビッグデータの収集やアナリティクスは顧客に成功をもたらすと同時に、それを提供する企業側にも成功をもたらします。

 

データに関連する興味深いトレンドとして、起業家たちが、マーケットプレイスから学んだことをベースに新しいビジネスを立ち上げているということが挙げられる、アンカーのような企業が今後ますます台頭するだろうとWingo氏は言います。アンカーの創業者は製造経験のないソフトウェアエンジニアで、Amazonマーケットプレイスで携帯電話の充電器の市場を調査し、需要が追い付いていない状況を理解し、ビジネスに乗り出しました。

 

Wingo氏は以下のように述べています。「アンカーは今やAmazonの該当カテゴリーで最も人気の高いブランドで、スマートホーム市場にも進出しています。Alexaに対応するスマートなスピーカーを導入し、Amazonで最も安価なAlexa機器であるAmazonエコーよりも低価格を実現しています。
AmazonにとってはAlexaの浸透の手助けになる技術革新は何であれ歓迎でしょうが、この例では今や企業はマーケットプレイスから台頭してくる革新的なライバル企業も念頭に入れて準備を進める必要があることを示唆しています」

by Laura Wilber

 

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【ハイライト】2018年11月ダッソー・システムズのニュースと今後のイベント情報

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【会期せまる!】ENOVIA User Group Meeting 2018

 

昨年に引き続き本年も、ENOVIA User Group Meetingを開催します!

昨今、3DEXPERIENCEプラットフォームへのご期待も多くのお客様からいただいており、その中核をなすENOVIAのセミナーでは、製品のロードマップやグローバルの市場動向などを盛り込んだ情報発信の場としたく考えております。特に今年は、ENOVIAを実際にお使いいただいておりますユーザ様にご発表いただけることになり、お客様の生の声によるご発表をみなさまのエンジニアリングIT環境のご参考にしていただければと思います。
奮ってご参加ください。

【開催概要】
【会 期】2018年12月7日(金)
イベント : 10:00 – 18:00 (開場 9:00)
懇親会 : 18:00 – 19:00
【会 場】東京コンファレンスセンター・品川
〒108-0075 東京都港区港南1-9-36 アレア品川5階
【参加費】無料 (事前登録制)
アジェンダ・お申込みはこちらから

>> アジェンダ・お申し込みはこちらから <<

 

 

2018 SIMULIA Community Conference Japan
開催報告レポート

 

SIMULIAは、11月1日(木)にコンファレンスセンター・品川にてSIMULIA Community Conference 2018を開催しました。午前の基調講演から約500名のユーザー様にご参加いただき、24の構造、流体、電磁場などの幅広い解析適用事例講演では、日頃の業務の課題など活発な意見交換が行われ、大変盛況な会となりました。

来年もSIMULIAをお使いいただいているユーザー様に向けて様々なイベント・セミナーを企画していますので、ぜひご参加下さい!

>> SIMULIAについてはこちらから <<

 

<ダッソー・システムズ主催 オンラインセミナーのご案内>

DELMIA オンラインセミナーエンタープライズMOM 「DELMIA Apriso」導入実践編

DELMIA オンラインセミナー
エンタープライズMOM 「DELMIA Apriso」導入実践編
2018年12月13日(木) 16:00 – 17:00

2回目の今回は、「エンタープライズMOM 「DELMIA Apriso」導入実践編」と題し、MOM(製造オペレーション管理)としてのDELMIA Aprisoを導入する際の、ERP等の基幹系の仕組みやPLC等の工場内でのITシステム、そしてIoTなどの先進的な仕組みとの関係の明確化と導入方法について、事例をまじえてご紹介します。「MES」、「MOM」とは何か?という方から、実際に部分的にご活用いただいているお客様も今一度詳細から学んでいただける内容です。是非、この機会にご参加ください。※1回目を見逃した方でもご参加頂ける内容となっております。ぜひご参加ください。

詳細はこちら

 

<イベント・セミナー出展情報 >

第7回 高機能プラスチック展

2018年12月5日(水)~7日(金) 10:00 – 18:00 (最終日は17:00まで)
千葉/幕張メッセ・ 無料
主催 : リード エグジビジョン ジャパン

ダッソー・システムズは、「第7回高機能プラスチック展」に出展します。

ダッソー・システムズ ブースについて
ブース番号:32-24

みどころ:
「マルチスケールシミュレーションによる高機能性材料開発の効率化」
新奇の高機能性材料の開発や応用を加速するために、シミュレーションによる解析は非常に有効な手段です。展示ではミクロからマクロまでの幅広いスケールに対応したマルチスケールシミュレーションのソリューションをご紹介します。シミュレーションの自動化やAIなどへの応用に向けたソリューションもご紹介します。
■材料開発を効率化するシミュレーションプラットフォーム - BIOVIA Materials Studio
■自動化ワークフローを構築する統合プラットフォーム - BIOVIA Pipeline Pilot
■イノベーションを推進するマルチフィジックス・ソリューション – SIMULIA Portfolio

詳細はこちら(外部サイト)

 

<プレスリリース>

ダッソー・システムズ、SOLIDWORKS 2019 を発表

ダッソー・システムズ、SOLIDWORKS 2019 を発表
■3D設計開発ポートフォリオの最新リリースは、イノベーターのさらなる生産性向上と価値創出をリード
■SOLIDWORKS の設計エコシステムが、設計の効率化、製品細部への配慮および複雑な課題の解決を支援
■大規模デザインレビューの強化、VR/AR エクスペリエンス化を実現する SOLIDWORKS Extended Realityなど各種新機能を搭載し、コラボレーションを促進

詳細はこちら

GE アビエーションがダッソー・システムズの技術でデジタルな連続性を確保し、イノベーションを推進

GE アビエーションがダッソー・システムズの技術でデジタルな連続性を確保し、イノベーションを推進
■エアロストラクチャーの開発会社が、3DEXPERIENCE プラットフォームでビジネス全体をデジタルにつなぐ
■3DEXPERIENCE プラットフォームにより、競争力ある製品開発アプローチが可能に

詳細はこちら

ダッソー・システムズ「仏韓ビジネス アワード」を受賞

ダッソー・システムズ「仏韓ビジネス アワード」を受賞
■韓国の経済変革戦略へのダッソー・システムズの寄与が、韓国貿易協会から高く評価
■パリ開催の「仏韓ビジネス リーダーズ サミット」で授賞式が行われ、韓国の文在寅大統領も臨席
■ダッソー・システムズは韓国の産業界、大学、研究機関のネットワークと密接に連携、同国で持続可能なイノベーションを促進

詳細はこちら

 

<パートナー イベント・セミナー情報>

3DEXPERIENCEプラットフォームで実現するMBD手法を活用した次世代ハードウェア設計セミナー

3DEXPERIENCEプラットフォームで実現するMBD手法を活用した次世代ハードウェア設計セミナー
2018年12月4日(火) 13:30 -16:00 (受付開始 13:00)
東京/ベルサール八重洲
主催 : プログレス・テクノロジーズ株式会社

競争力のある製品を顧客ニーズの変化が激しい市場に迅速に開発して市場投入し続けるために、MBD手法を活用した次世代ハードウェア設計プロセスが必要です。
次世代ハードウェア設計プロセスとその実装に最適な最先端のプラットフォームテクノロジーをデモンストレーションを交えながらご紹介いたします。

詳細はこちら(外部サイト)

SIMULIA Abaqus FEA体験セミナー

SIMULIA Abaqus FEA体験セミナー
2018年12月4日(火) 13:00 – 17:00 (受付開始 12:45)
横浜/株式会社IDAJ 横浜本社
主催 : 株式会社IDAJ

本セミナーでは、様々な分野でご利用いただいている解析事例とともに、AbaqusおよびAbaqus/CAEの機能についてご紹介します。 さらに、Abaqusのプリ・ポストであるAbaqus/CAEを使用して、解析操作の一連の流れを体験していただきます。 非線形構造解析の理解を深めるために、「非線形構造解析コース」と合わせてご受講されることをおすすめします。ぜひご参加下さい。

詳細はこちら(外部サイト)

非線形構造解析コース

非線形構造解析コース
2018年12月5日(水) 10:00 – 17:00 (受付開始 9:45)
横浜/株式会社IDAJ 横浜本社
主催 : 株式会社IDAJ

非線形構造解析は、大きく材料非線形性、幾何学非線形性、境界条件非線形性の3つに分類されます。 本コースでは、それぞれの非線形性についてわかりやすく解説し、有限変形基礎論に基づく各種応力とひずみについて説明します。ぜひご参加下さい。

詳細はこちら(外部サイト)

 

<コーポレートマガジン 更新のお知らせ>

賢者の眼 デジタル・トランスフォーメーションで重要な役割を担う企業間マーケットプレイス

賢者の眼 デジタル・トランスフォーメーションで重要な役割を担う企業間マーケットプレイス

企業間デジタルマーケットプレイスにより、産業界の市場やサプライチェーンが変容しています。専門家によると、従来のビジネスモデルを破壊するほどの革命により、サプライチェーン全体にわたって企業には新しい革新的なカスタマー・エクスペリエンスを拡張・創出するチャンスとなっています。

詳細はこちら

ブロックチェーンとサプライチェーン サプライチェーンのプロセスを簡素化するブロックチェーンの分散型台帳技術

ブロックチェーンとサプライチェーン サプライチェーンのプロセスを簡素化するブロックチェーンの分散型台帳技術

暗号通貨を支えるブロックチェーン技術により、事務処理の重荷に苦しむサプライチェーンの効率化が始まっています。ブロックチェーンがすべての取引を、理論上は偽造や改ざんが不可能な形式でデジタルに追跡することで、サプライチェーンが銀行や企業の会計部門といった既存のあらゆる金融信用システムを必要としなくなる可能性があるのです。

詳細はこちら

パーソナライゼーションの心理学 パーソナライズ製品を求める心理

パーソナライゼーションの心理学 パーソナライズ製品を求める心理

人工知能、機械学習、データ分析などの最新テクノロジーにより、消費者が望むパーソナライズされたエクスペリエンス、製品、サービス、コミュニケーションを簡単に創出できます。しかし、究極のパーソナライズエクスペリエンスを生み出すには、パーソナライゼーションが求められる理由を、企業はまず理解しておく必要があります。

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お客様活用事例のご紹介

お客様活用事例のご紹介

詳細はこちら

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【バッテリーの力】新たな需要を満たすため競ってリチウムイオンセルの改良を進める研究者たち

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メーカーがますます多くの電気自動車やハイブリッド車を導入し、電力会社は太陽光や風力発電による余剰電力を蓄電していることから、家電製品をはるかに上回る高いリチウムイオン電池の需要が生じています。その結果、研究者は新たな用途に向けた技術改良を競っています。

 

シカゴ西部のトウモロコシ畑跡地にあるアルゴンヌ国立研究所は、リチウムイオン(Li-ion)電池研究の拠点です。しかし、この研究所のクライアントはもはや従来の取引先である家電会社だけにとどまりません。

 

アルゴンヌ国立研究所はゼネラルモーターズ社、BASF社、LG Chem社、ゼネラル・エレクトリック社に研究成果の使用許諾権を供与しています。これらの企業はどれもリチウムイオン電池を製造または使用する主要企業であり、リチウムイオン電池技術を改良する方法を模索しています。目的は、ニュースに取り上げられるスマートフォンの発火を防ぐ方法を見つけることだけではありません。むしろ、アルゴンヌ国立研究所で働くほどの研究者は化学組成の微調整、バッテリーを管理するシステムを改善することによる新たな用途に向けた性能の最適化、バッテリー寿命の延長に取り組んでいます。

 

その理由は、電気自動車での耐用年数15年や蓄電での30年など、新たな用途によるバッテリー寿命の延長が求められているからです。

 

「輸送に関して言うと、エネルギーだけではありません。(バッテリーからの)電力も必要です」と、約20年にわたりバッテリー研究に取り組んできたアルゴンヌ国立研究所の上級研究員であるDaniel Abraham氏は語ります。「自動車ならできるだけ短時間で加速できるようにしたいでしょう。これは、配電網でのニーズとも異なります。風力からエネルギーを得る場合には、できるだけ早くエネルギーを得たいでしょう。つまり、高い電荷容量が必要です」

 

3つのレベルでの研究

このような要求に応じるために、バッテリー研究者は強力なコンピュータアルゴリズムを利用し、3つのレベルでバッテリーの性能をシミュレートしモデル化しています。

 

ナノ(分子)レベル。 研究者は何千もの異なる化合物のデータベースを使い、リチウムイオン電池の化学組成のわずかな差異が性能にどのような影響を及ぼすかを見つけ出していると、ボストンを拠点とする技術革新アドバイザリーサービス業であるLUX Research社のアナリストChristopher Robinson氏は言います。「これは材料開発で最も話題の分野の1つです」

 

例えば、少量のリン酸塩、ニッケル、マンガン、またはコバルトがバッテリーの性能に大きな影響を与える可能性があります。高性能計算処理能力とソフトウェアの進歩が相まって、何千ものこのような検査やシミュレーションを実世界で行うよりもはるかに高速に実現できます。その結果は実世界の実験で精査する必要がありますが、仮想試験でプロセス全体が大幅に加速します。

 

メソスケールレベル。 単純な民生品は1つのバッテリーセルを使いますが、大規模な用途になるほど複数のセルをまとめたバッテリーパックが必要になります。カリフォルニアを拠点とするスタートアップ企業Romeo Power社では、セルをまとめたときの相互作用の解明に重点的に取り組んでおり、アルゴリズムを利用してセルの性能を監視しています。

 

Romeo Power社はSpaceX社、テスラ社、サムスン社、アマゾン社で以前に働いていた設計者や技術者によって2014年に設立されました。バッテリーセルは製造していませんが、この分野を席巻する日本や韓国の企業からセルを購入しています。そのうえで、Romeo Power社はセルを組み合わせて4つの業界向けのバッテリーシステムに最適化しています。フォークリフト業界、電力貯蔵業界、自動車業界、そしてノートパソコンやスマートフォン用のSaber充電器などの民生品業界です。

 

 

「当社では事前の設計作業をすべて(コンピュータで)理論的に行い、システムの約95%は完成します」と、Romeo Power社の共同設立者兼最高技術責任者Porter Harris氏は述べています。シミュレーションソフトウェアのおかげでRomeo Power社は流体力学や熱流などの因子を迅速に解析できます。どちらもマルチセルシステムの性能を最適化するのに不可欠なものです。

 

「理想的な構成は、基本的にシングルセルシステムに見られる構成です」と、Harris氏は言います。「その構成に近づくほどよい状態になります。すべてを結合するには何度も繰り返す必要があるため、まず理論的に行うことが重要です」

 

また、Romeo Power社ではバッテリーパックでマスターコントローラーを使うため、時間に伴うバッテリーシステムの健康状態と出力性能の継時的なデータを継続的に収集できます。「バッテリーの状態を常に把握しておきたいのです」と、Harris氏は語ります。

 

システムレベル。 このレベルでは、バッテリーパックが電力を供給するシステム全体に接続した状態(例えば、メーカーがバッテリーパックをその他の自動車システムと接続した状態)でのバッテリーパックの性能を研究者に表示します。

 

「ソフトウェアを使うと、メカ動力と電力を自動車の他のほぼすべての部分に容易に接続できます」と、オーストリアのKreisel Electric社の上級研究員Johannes Pumsleitner氏は述べています。「システム全体を構築し、電圧、電流、または熱容量などのあらゆる物理的パラメータを試すことでシステムのシミュレーションを開始できます」

 

Kreisel Electric社はサプライヤーからのセルを使ってバッテリーパックを製作し、自動車システムを完成させます。

 

バッテリー内温度の制御は、過熱による発火の危険があるため慎重を期する問題です。この課題を研究して対処するために、Kreisel Electric社ではある一定レベルの電流やワット数に達するとバッテリーの性能のシミュレートを行います。また、外部温度が変動したときの特定のバッテリーの挙動もシミュレートします。

 

バッテリー管理システム全体では、数ある構成要素の中でも自動車のパワートレインコントローラーと冷却システムにバッテリーを接続します。「冷却システムとバッテリーパックシステムの挙動を制御できればできるほど、非常に高いレベルでのバッテリーの長時間の使用が可能になります」と、Pumsleitner氏は語ります。

 

Kreisel Electric社のシステムでは、予測アルゴリズムを使って外的影響が変化したときの性能を予測します。「自動車のエネルギー管理システムが、車が5分以内に山で登坂を始めることが認識できれば、バッテリーパックの出力を少し低下させてオーバーヒートしないようにすることができます」と、Pumsleitner氏は言います。

 

すべてを一つに

残る1つの大きな課題は、それぞれのレベルでのバッテリーの試験と分析を担うソフトウェアシステムを連結することです。つまり、バッテリーパックと最終システムの下層メーカーは、資金と時間をかけてバッテリーの性能を正確に理解しなければいけません。

 

5%~10%

リチウムイオン電池の年次改良増加率の予測

 

「3つのすべてのレベル(ナノ、メソスケール、システム全体)のシミュレーションと制御を連結し、バッテリーの原子構造をシステム全体の性能という観点で理解できるようにすることが最終目的です」と、アルゴンヌ国立研究所のAbraham氏は述べています。「現在のところはまだその域には達していません」

 

この業界の大多数が持続的な進歩は可能だと考えています。しかしこれは、時間のかかる物理的試験を実施せずに済ませなくてはならないということです。物理的試験が少なくなれば、技術はより多くの用途に使用できるようになるはずです。

 

Romeo Powers社のHarris氏は言います。「現時点では物理的試験無しにはできませんが、間違いなくリチウムイオン革命が起こっています」

by William J. Holstein

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2019国内・海外新卒採用のご案内

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2019国内・海外新卒採用のご案内

 

 

ダッソー・システムズでは、私たちが目指す「3つのビジョン」を具現化する仲間を探しています。

・インダストリアル・イノベーションにおける絶対的な存在になる
・お客様に相談され、信頼される存在になる
・Best Place to Work(働き甲斐のある会社)として日本の社会で認められる存在になる

グローバルな環境で成長を目指している方、古い慣習にこだわることなくチャレンジすることが好きな人、チームで働くことでより一層の成果を得られることを知っている人、社会貢献をしたい人、そんな方からのご応募をお待ちしております。

 

募集職種:
● セールス職
● ソフトウェアエンジニア職
● ビジネスコンサルタント職

 

応募資格:
2019年12月までにご入社可能な、国内・海外の4年制大学または大学院を卒業予定の方

 

応募方法および選考プロセス:
履歴書(日・英*形式自由)を添付したメールを下記アドレス宛に送付ください。
書類選考後、2回の面接および適性検査を実施し、本採用選考可否を決定いたします。

 

ダッソー・システムズ
新卒採用チーム
Mail: JP.Recruitment@3ds.com

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【成功の秘訣】集中して素早く学ぶことで製剤の設計-生産期間を短縮

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互換性のないITインフラ、言葉の壁、異なる手法など、こういった問題は製品やプロセスのナレッジを開発から製造へ伝える作業を困難にしている原因の一部に過ぎません。Compassでは、優れた製剤を市場に投入できる秘訣について、英国のCentre for Process Innovation(CPI)のNational Formulation Centre責任者、Graeme Cruickshank氏にお話を伺いました。

 

企業はなぜ技術移転を難しいと感じるのでしょうか。また、National Formulation Centreはこの課題の解決をどのように支援しているのでしょうか。

 

GRAEME CRUICKSHANK: 大企業の組織や部署間でナレッジを1つにまとめようとすると、文化も言葉も違うさまざまな地域のチームが関わってくることがあります。最初に共通点を見いだして、お互いが何を考えているのかを理解し合わなければ、誤解や混乱が生じて何も前に進まなくなってしまいます。

 

同じ組織の中でさえも、ソフトウェアシステムが互いに連携していないことは多々あります。コスト削減が求められているということは、企業はシステム全体を入れ替えたくはないということです。入れ替えたとしても、今度は社外システムとのコミュニケーションという課題に直面することになります。

 

基本的には、こうした企業の多くは既存システムを統合する必要があるのですが、このような場合に役に立つのが、誰でも利用できる最先端の製剤の設計・製造に対応したイノベーション・センターです。National Formulation Centreでは、たとえば、業界のナレッジ、研究、テクノロジーを統合して提供することで、企業は製剤を迅速に製品化することができます。

 

パーソナライズ化などのトレンドにより、技術移転に関する課題はどのように増していくのでしょうか。

 

GC: パーソナライズ化は、層別化医療から、コーヒーショップで売られているさまざまな飲み物、スーパーマーケットのランドリー用品売り場に並ぶ、粉末、液体、固形、混合などのあらゆる種類の洗剤に至る、ほぼすべてのカテゴリーに存在します。そのため、企業は状況に応じて変化していく消費者の要求に対応するために少量生産を目指すようになり、生産のフラグメンテーションが進み、製剤のスケールアップが特定の地域で行われるようになります。

 

こうした環境では、研究開発システムと複数施設の製造システムの間で、シームレスに情報を伝達することが今まで以上に重要になります。それによって、1つの拠点で得たナレッジを他の拠点でも利用することができます。

 

「技術移転を成功させるには、適切な情報を適切な人と共有する必要があります」

GRAEME CRUICKSHANK
英国のNATIONAL FORMULATION CENTRE責任者

 

他のセクターからのナレッジは生産実現のための地ならしとして有効でしょうか。

 

GC: この業界のセクターであれば、最も手っ取り早い方法の1つが異なるセクターのソリューションを使うことです。処方に関する課題のほとんどは幅広い製品の間で共通しているのに、企業は必ずしもそれを認識しておらず、独自のソリューションを作り出そうとしてきたのです。たとえば、デオドラント製品の問題は塗料の問題と類似しています。どちらも、物に素早く均等にスプレーする、素早く乾燥させてベトつかないようにする、自己修復することで利用者がスプレーできなかった部分を補うなど、共通した課題があります。競争が非常に激しい業界では、こうした組織間の水平的な技術移転が一般的です。それによって、ソリューションを発見できる一方で、競合企業または部門間の技術移転に伴う知的財産の問題や防御メカニズムを回避することができるからです。

 

予測モデリングが果たす役割について教えてください。

 

GC: 私たちはさらに予測ツールの開発を進めており、優れたデータ収集システムもあり、ナレッジからより多くの成果を得ることができるため、製品を適切にコントロールできます。ただし、やらなければならないことはまだたくさんあります。たとえば、流れて混ざり合う液体やペーストは時間や温度に敏感で加工しづらいこともあり、結果のコントロールや予測は容易ではありません。

 

設計から生産までのスムーズな移行を実現するための秘訣はありますか。

 

GC:重要なのは、少しずつ、素早く、徹底的に学ぶことです。結局のところ、技術移転を成功させるには、適切な情報を適切な人と共有する必要があります。そのスキルの多くは、どの属性を測定する必要があるのかを探り当て、質の高いデータを手に入れ、その情報を共有することです。大企業は今、中立的な試験を実施できる場所を探しています。こうした場所であれば、保有するすべてのテクノロジーの優位性を迅速に選別し、どれに的を絞ってスケールアップすべきか客観的に判断できるからですが、費用のかかる大規模な試験を、どれだけ多く実施できて、どれだけ多くを学べるのかには限界があります。ただし、低容量のサンプルを使用するハイスループット・ロボット・システムを活用すれば、数千という規模のデータポイントを生成できます。このようなレベルのデータ密度とデータ品質があれば、それを利用して予測モデルを作成し、次世代の製品に活かすことができます。

 

 

プロクター・アンド・ギャンブル社

 

コラボレーションをベースにした技術移転の成功

 

消費財を扱う多国籍企業のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)社は、業務全般でイノベーションのニーズを満たすために、「コネクト・アンド・デベロップ」プログラムを通して個人の発明家や中小企業、大手多国籍企業と提携しています。

 

英国のP&Gでイノベーションとテクノロジーを統括するEuan Magennis氏は次のように語ります。「我々にはコネクト・アンド・デベロップの強化を専門に扱うグローバル・チームがあり、イノベーションを探求し、有望なパートナーと協力してP&Gや市場に画期的なイノベーションをもたらしています」

 

しかし、こうしたすべての開発元からアイデアを市場へと移そうとすると協力プロセスが複雑になる、とMagennis氏は語ります。

 

「技術移転の起点となるのは優れたインサイト、発明、アイデアなどですが、それをサポートする協力関係があって初めて達成することができます」

 

「そのためには、事業目標や重点分野、有望なパートナー、組織構造に関する重要な問題に取り組み、P&G側で入念に準備する必要があります」

 

「その後は、経営陣や社内の文化がこうした仕事の進め方をサポートし、報いる必要があります。問題を明確に定義することも重要です。これを十分にやらなければ、たくさんのエネルギーを無駄使いしたあげくに行き詰まってしまいます。また、知的財産がどのように扱われることになるのかをあらかじめ把握しておくことが非常に有効です」

 

こうした基本的なことが整っていれば、最新のテクノロジーによってチームや拠点全体でイノベーション、学習、コミュニケーションを最適化することができます。

 

「新しいテクノロジーの迅速かつ効率的な開発や技術移転プロセスには、最新のモデリング技法やバーチャルラーニング機能が必要不可欠です。こうしたツールや技法の利用は、あらゆるイノベーション・プロセスで重要な要素となります」と、Magennis氏は語ります。

投稿 【成功の秘訣】集中して素早く学ぶことで製剤の設計-生産期間を短縮ダッソー・システムズ株式会社 公式ブログ に最初に表示されました。

【お客様活用事例】AKKA様 -自動車・輸送機械・モビリティ業界の事例

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挑戦

AKKA テクノロジーズ社とその社内 R&D センターである AKKA リサーチは、自動車メーカー向けの新しいモビリティ・ソリューションの専門知識を紹介したいと考えていました。そのコンセプトカーのデザインには、創造性と革新性を掲げる一方で、コンセプト開発とサイクル・タイムの短縮により一層の機敏さを必要とされました。

 

ソリューション

AKKA テクノロジーズと AKKA リサーチは、自動運転の Link&Go 2.0 電動輸送車のさらなる開発のために、ダッソー・システムズのクラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームを採用しました。

 

成果

このクラウドは、開発プロセス全体にわたるデジタルな連続性とアイデアから車両組付けまでの完全なデータ互換性を可能にする、領域横断的なマルチサイト設計のコラボレーションを促進しました。

 

 

未来の発明

今日の自動車には、運転を容易にする技術が満載されています。たとえば、他の車両から安全な距離に車を維持するセンサー、方向指示なしで車線変更したときに警告する機能、居眠り運転に注意を促す機能、差し迫った衝突を検知する車載センサーなどです。ますます多くの車が、私たちをある地点から別の地点へと移動させるだけではなく、安全に送り届けることを目指しています。これらは、周りで何が起こっているのかをより敏感に認識し、事故を予防し、最終的に命を救うために役立ちます。技術がより成熟するにつれて、自動車はよりスマートな存在になっていきます。

 

これらの技術は車そのものに限られていますが、コネクテッド・ワールドでは、モビリティに対して、さらなるコミュニケーション能力やオープンなアプローチが消費者から求められます。受信するデータに応じて車がどのように挙動するかを変更可能な情報を受発信するには、車両を他の技術とコネクトする必要があります。「このスマート&コネクテッド・カーの時代は、私たちのもとにあります」と AKKA テクノロジーズ、チーフ・イノベーション・オフィサー、フィリップ・オベリー氏は述べています。

 

エンジニアリングと技術コンサルティングの国際的なグループである AKKA テクノロジーズのような最先端企業と、そのイノベーション・センターである AKKA リサーチは、イノベーションを彼らの中心テーマにしています。「私たちは、お客様の産業プロジェクトを支援していますが、業界や社会全般に利益をもたらすことができる独自の最先端なプロジェクトを開発することにも、弊社のエンジニアリングとデジタル技術の専門知識を活用しています」

 

私たちは、今日のソリューションで将来の課題を満たすことはできませんが、革新的なソリューションがあれば成功することは確かです。

フィリップ・オベリー氏
AKKA テクノロジーズ、チーフ・イノベーション・オフィサー

 

面倒をみてくれる車

その画期的なプロジェクトの一つが Link&Go コンセプト・カーとその後継である Link&Go 2.0 です。将来の車両に対して自動車 OEM が関心を持つであろう革新的なものが盛り込まれた電気自動運転車です。「Link&Go 2.0は、最近たくさん報じられている分野、すなわち自動運転車に対する私たちのビジョンを示しています。このプロジェクトは AKKA リサーチを先駆します。なぜならば、未来を予測する最善の方法は、それを発明することだと私たちは考えているからです」とフィリップ・オベリー氏は述べています。

 

AKKA リサーチにとっての未来の車は、交通信号、標識、料金所、道路、スマートフォン・アプリなどのスマート・インフラと通信できる、コネクトされたすべての電気自動運転車です。この進化は、将来の都市におけるモビリティの様相を変えるはずです。Link&Go 2.0 は、車そのものの領域を超えて、コネクテッド・カーが都市交通の将来にどのように適合するかを全体的に見せてくれます。「電気自動運転車は、他の車、公共交通機関、サイクリストや歩行者を含むモビリティ・インフラの一部であり、洗練されたセンサーとアプリケーションは、クラウド上で実行されて連係されます。それらはすべて一元的に機能し、最小限のコストで、可能な限り低い炭素排出量で、ある場所から別の場所まで人々を安全に送り届けます。そして、もちろん、これはシンプル・エクスペリエンスで流動性があり便利でなければなりません」とフィリップ・オベリー氏は述べています。「Link&Go 2.0 には、自動車、航空宇宙、鉄道の分野で使われる技術とアイデアが組み合わされています。この自動運転車は公共交通機関の利用者が享受するという利便性を提供します。駐車スペースを心配する必要はなく、相乗りや、たとえば本を読んだり、ネットサーフィンしたり、途中で友達とチャットしたりするなど、お気に入りの時間を過すことができます」

 

ダッソー・システムズのソリューションで設計された Link&Go コンセプトカーの 3D デジタル・モックアップ

 

 

マルチ・サイト・プロジェクトの挑戦

AKKA リサーチチームは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE クラウド型プラットフォーム の革新的技術を採用し、Link&Go 2.0 を開発しました。その理由を「私たちは、このチームが、規律や場所に関係なく、すべてのプロジェクトのステークホルダーのニーズに応えると信じているからです」とフィリップ・オベリー氏は述べています。実際、Link&Go 2.0 はフランスとドイツの AKKAのオフィスで働く40人のエンジニアのチームによる成果でした。「私たちの最大の課題の一つは、多様なバックグラウンドからさまざまなスキルと専門知識を持つ人々が、異なる場所で円滑に連携して作業ができるようにすることでした」と AKKA リサーチのプロジェクトマネージャー、ジェローム・ジュリアン氏は述べています。「クラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームのおかげで、これが可能になりました」プロジェクト参加者は、必要なときに必要とされるすべてのアプリケーションにアクセスできます。彼らはもはやアプリケーションやシステム管理のために、IT部門に依存する必要がありません。同じデータとアプリケーション環境を共有することで、真のデジタルな連続性とアイデアから車両組付けまで、完全な互換性を享受しています」

 

さらに彼は次のように続けています。「すべての製品とプロジェクトのデータはクラウド上にあります。これで、他の人のコンピュータに保存されている情報を検索したり、バックアップの実行を忘れたために失われた情報を探さなければならないといった頭痛の種が解消されました。ダッソー・システムズのクラウド管理チームは、定期的にデータをバックアップし、完全なセキュリティを確保するためにデータを暗号化しています。このおかげで、誰もが車両の 3D デジタル・モックアップにリアルタイムでアクセスして同じオフィスで働いているようにアイデアを交換することができます。クラウドは、マルチ・サイト・コラボレーションへのアプローチを確実に変えました」とジェローム・ジュリアン氏は述べています。

 

クラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームは導入が簡単で、設計、シミュレーション、データ管理アプリケーションはシンプルで直観的です。「2日足らずで、8つのサイトすべてが完全に稼働していました」とジェローム・ジュリアン氏は述べています。「私たちはダッソー・システムズと同じ価値観を持つ人たちによって共有される共通のビジョンに基づいて長期的なパートナーシップを持っています」とオブリー氏は述べています。「ダッソー・システムズの業界チームは、Link&Go 2.0 プロジェクトに対して、AKKA テクノジーズに全面的なサポートを提供してくれます」とジェローム・ジュリアン氏は補足しています。「プラットフォームの展開や日常的な使用において、このパートナーシップは効率的であるだけでなく、プロジェクトにとっての本当の資産でもあります」

 

ダッソー・システムズのパートナーである Keonys がプロジェクトの早い段階で円滑な展開を可能にしました。「Keonys は最初から参加して、プロジェクトの進捗状況に迅速に対応するための専門知識を私たちに提供してくれました」とオブリー氏は述べています。「AKKA と Keonys の両チームは完全に調和していました。Keonys は、さまざまなサイト間の連係をさらに合理化した革新的でコラボレーティブな PLM 手法の実装も支援してくれました」

 

AKKA テクノロジーについて

AKKA テクノロジーズは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアに 11,000 人の従業員を抱えるエンジニアリングおよび技術の国際的なコンサルティング・グループです。当グループは、独自の研究センターである AKKA リサーチを有しており、将来の技術革新と期待に対して全面的に取り組んでいます

業務: 航空宇宙、自動車、鉄道など多様な分野に対応する技術&イノベーション・リサーチプロジェクト
従業員数: 11,000
本社: フランス、パリ

公式サイト

 

コミュニティ・アプローチ

AKKA テクノロジーのような国際企業にとって、同じデータへ一元的にアクセスして遠隔操作することが、情報を前後に転送することの落とし穴、つまり物事をかなり減速させて傍受の危険にさらされる可能性の回避につながります。「実際に違いを生み出したのはコミュニティでした」とジェローム・ジュリアン氏は述べています。「重要なプロジェクトや製品情報を楽しみながら賢明な方法で共有、レビューおよび利用できる弊社のエンジニアは大変気に入っていました。これがアイデアとイノベーションを刺激しました。ソーシャル指向のこの設計アプローチは、アイデアを表現したり、他の人にフィードバックを提供することに非公式なひねりを加えます。提案は掲示され、論議され、そして保持されるか、または車両設計に使用されない可能性がありました。

 

ダッシュボードには、関連するすべてのプロジェクト情報が表示され、エンジニアリング・アプリケーションにすばやく簡単にアクセスできました。またここには、プロジェクトの状況やマイルストーンなどの情報、RSSフローによる外部情報源も含まれていました。「コミュニティとダッシュボードがチーム・スピリットを高めたことは確かです」とジェローム・ジュリアン氏は述べています。

 

AKKA テクノロジーズのエンジニアは、ダッソー・システムズのソリューションを使用して、クラウドでホストされている単一のコラボレーティブなプラットフォーム上で Link&Go コンセプト・カーのアイデア出し、設計、シミュレーション、検証を行います。

 

3DEXPERIENCE プラットフォームの設計アプリケーション CATIA は、機械式、電気式、流体式システムの設計と組み立て、車両のメカトロニクス・システムに使用されました。Link&Go 2.0 の主な課題は、車両の機械的および電気的コンポーネントをつなぐ複雑なメカトロニクス・システムです。AKKA リサーチ社の作業パッケージ・リーダー、アンワル・ドゥイーブ氏は次のように述べています。「たとえば、物理なプロトタイプを組み立てる前に、CATIA Systems を使用してワイヤーシステム、電動アシストパワーステアリングの挙動をモデル化しました。仮想モデルのエラーの検出と修正をより簡単かつ迅速に行えました。Link & Go 1 では、実際のプロトタイプだけを使って作業しましたが、数週間でテストと調整を終えました」とアンワル・ドゥイーブ氏は述べています。

 

イノベーターのファミリー

AKKA リサーチの Link&Go 2.0 コンセプト・カーは、将来の都市のモビリティの課題に革新的なソリューションを提供します。エンジニアリングのノウハウをハイテク、クラウド、ビッグデータ、コグニティブ・インテリジェンス分野の技術とツールに結びつけたスマートな Link & Go 2.0 車両は、30年以上前にモーリス・リッチ氏が創設した家内企業をより大きな野心に向かって将来的に加速します。将来の都市の中心に、消費者のニーズに応えるモビリティサービスを組み合わせて提供します。「今日のソリューションで将来の課題を満たすことはできませんが、革新的なソリューションがあれば成功することは確かです」とフィリップ・オベリー氏は結論付けています。

 

Keonys について

Keonys は、製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションのコンサルティングと統合を提供するキープレーヤーです。20年以上にわたり、Keonys はあらゆる規模の業界のお客様が新しい製品やサービスの開発を最適化して加速させるために技術革新を支援しています。

Keonys は、革新的な Link&Go 2.0 プロジェクトの開始時から AKKA テクノロジーズと提携し、ダッソー・システムズのクラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームを中心に複数の場所で40人のエンジニアが参加してさまざまなエンジニアリング分野を連携させるためのコラボレーティブな PLM 手法を実装しました。

詳細については、 www.carbomill.chを参照してください。

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【お客様活用事例】マリタイム・オフショア・グループ

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同社は、HEXABASE オフショア・ラティスの基盤とデータ管理用の ENOVIA アプリケーションの設計のために、クラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームおよびその CATIA アプリケーションを使用しています。

 

課題

オフショア風力発電プロジェクトの専門家であるマリタイム・オフショア・グループは、メーカーのために費用対効果の高い風力タービンのサポート設計の納期を早める必要がありました。

 

ソリューション

同社は、HEXABASE オフショア・ラティスの基盤とデータ管理用の ENOVIA アプリケーションの設計のために、クラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームおよびその CATIA アプリケーションを使用しています。

 

メリット

クラウド型 3DEXPERIENCE デザイン・アプリケーションは、MOG に安全で柔軟な環境、迅速なプロジェクトの立ち上げを提供し、また IT 投資の追加をほとんど必要としないため、その結果として総所有コストを削減します。

 

>> 事例をダウンロードする <<

 

マリタイム・オフショア・グループ
Germany
Brand: 3DEXPERIENCE , CATIA, ENOVIA
Solution: Cloud
Industry: Marine & Offshore

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【お客様活用事例】INNODESIGN

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INNODESIGNは、ダッソー・システムズの クラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームを採用し、HT ボディ業界のソリューション・エクスペリエンスを提供し、オープンでコラボレーティブなアプローチをサポートしました。

 

課題

急速に変化する消費者の嗜好を満たす革新的な製品の創出を加速するために、INNODESIGN は設計アイデアの共有を改善し、設計プロセスを合理化する必要がありました。

 

ソリューション

INNODESIGNは、ダッソー・システムズの クラウド型 3DEXPERIENCE プラットフォームを採用し、HT ボディ業界のソリューション・エクスペリエンスを提供し、オープンでコラボレーティブなアプローチをサポートしました。

 

メリット

クラウド上の HT ボディは、スタイリストたちがより多くのデザイン・アイデアを出して評価するのに役立ち、アイデアを説得力のあるコンセプトおよび魅力的な製品に進めていくスピードをアップします。

 

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INNODESIGN
韓国
Brand: CATIA, ENOVIA
Solution: Cloud
Industry: High Tech
Webサイトwww.innodesign.com

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TOKYO WINTER CAREER FORUM(TWCF)2018へ参加します

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ダッソー・システムズは、新卒採用活動の一環として12月20日(木)・21日(金)の2日間、池袋サンシャイン文化会館にて開催されるTOKYO WINTER CAREER FORUM(TWCF)2018へ参加します。

 

ダッソー・システムズってどんな会社?、ダッソー・システムズで働く人ってどんな人?

イベント当日は当社ブースにて若手社員から学生の皆さんへ当社についてわかりやすくご説明いたしますので、TWCFへ参加予定の方はぜひ当社ブースへお越しください!また、事前登録された学生の方には、イベント会場での1次面接をご案内中となります。イベント時に選考を希望される方は、下記にあるURLより事前にご応募ください!

 

TOKYO WINTER CAREER FORUM(TWCF)2018

開催日:2018年12月20日(木)・21日(金)

会場:池袋サンシャインシティ文化会館

Website:https://careerforum.net/ja/event/tkw/

 

事前応募方法:

下記リンク先の画面右上にある「この求人に応募する」ボタンをクリック

https://careerforum.net/ja/event/tkw/companylist_37/2630/8509/

書類選考後、2回の面接および適性検査を実施し、本採用選考可否を決定いたします。

 

ダッソー・システムズ
新卒採用チーム
Mail: JP.Recruitment@3ds.com

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【プレスリリース】ダッソー・システムズが CES に出展し、2030 年のコンシューマー・エクスペリエンスを紹介

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• 未来の家庭、移動、コンシューマー、都市に関するエクスペリエンスは、パーソナライズされ、持続可能に

• こうしたイノベーションにおいて、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE プラットフォームと3DEXPERIENCE Labは中核的存在

• 著名リーダー企業と破壊的変革をもたらすスタートアップは、ビジネス モデルの再考、デジタル プラットフォームでのコラボレーションを行い、あらゆる可能性を実現

 

>> プレスリリースはこちら <<

 

2018 年12月11日 – 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、1月8日から11日まで米国ラスベガスで開催される CES 2019 に出展します。イノベーターがデジタル プラットフォームをどのように活用し、持続可能で、パーソナライズされた未来のエクスペリエンスを生み出しているかをご覧いただけます。

 

ダッソー・システムズは 3DEXPERIENCE プラットフォーム3DEXPERIENCE Lab を通じ、上記のようなイノベーションの中核に存在しています。産業界の著名リーダー企業、スタートアップ、メイカーズ、新規市場参入者に関心を持っています。CES においてダッソー・システムズは、インタラクティブなストーリーテリング、動画、スタートアップの円卓会議を展開し、データ解析、設計、シミュレーション、拡張現実、仮想現実、接続性、カスタマイゼーション、デジタル コラボレーションを網羅する総合的アプローチが、コンシューマー・エクスペリエンスを主役として日々変化する日常環境向けソリューションの開発をいかに加速するかを示します。

 

ダッソー・システムズは LVCC (ラスベガス・コンベンションセンター) の北ホール 4121 番 ブースに出展し、来場者の皆様を2030年の都市を巡るツアーにご案内しながら、3DEXPERIENCE プラットフォームが実現化する家庭、移動、コンシューマー、配送関連のエクスペリエンスをご紹介します。この未来の世界においては、家電に自動予測機能が備わり、照明や暖房、食事、掃除、セキュリティなどのニーズに対応するのみならず、室内の雰囲気づくりまで行います。新たな超移動時代を迎え、空飛ぶタクシーが乗客の定期輸送を行っています。3D プリンティングで自分用にカスタマイズされた靴を購入するという新しい買い物体験も受け入れられ、配送にはもっぱら電動スクーターが利用されています。

 

こうした未来の中では、3DEXPERIENCE Lab のグローバル・アントレプレナー・プログラムに参加している、破壊的変革の担い手であるスタートアップ各社が作り出した、社会を変革するような持続可能なイノベーションもまた注目されます。同プログラムに参加している人工知能関連スタートアップ、ExactCureGyroliftZero 2 Infinity の 3 社は、エウレカ パーク マーケットプレイス、サンズ、ホール G 内、パリ リージョン 50463 番ブースで、都市、生活、ライフスタイルのコンセプトに関するディスカッションやデモを実施します。

 

「イノベーターが思い描いた『夢の世界』、かつては最も途方もないと考えられていたアイデアが、本格的な現実に進化を遂げ、ビジネス モデルを変革していきます」と、ダッソー・システムズで、インダストリー・ソリューションズ、フィールド・マーケティング、グローバル・アフェアーズ兼コミュニケーションズ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるフローレンス・ベルゼレンは述べています。「2030 年には日常生活が、よりパーソナライズされ、持続可能な形を取るようになります。ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームは、こうした『夢の世界』のアイデアをバーチャルの世界でコラボレーティブに想像、創案、テスト、開発、経験することにより、現実世界を拡張する、限りない可能性の扉を開きます」

 

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Protected: LIXIL様のシステム運用コスト削減と在庫適正化を実現! 【導入事例無料ダウンロード!】 ~新日鉄住金ソリューションズ様に聞くMES導入による競争力強化のポイント~

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【プレスリリース】ダッソー・システムズが米 IQMS を買収、3DEXPERIENCE プラットフォームを中小製造業のビジネス・オペレーション向けに展開

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• IQMS はエンジニアリング、製造、ビジネス・プロセスを最適化するオールインワン・ソリューションを提供

• ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォームは、SOLIDWORKS の大規模インストールベースでもある中小製造業のニーズに向けたビジネス オペレーション プラットフォームに

• インダストリー・ルネサンスの中、デジタル変革を目指す世界 25 万社の中小製造業は、顧客の要求により的確に応えられる効率性とアジリティを獲得できるように

 

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2018 年12月11日 – 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、製造 ERP ソフトウェアのリーディング企業である IQMS (米国カリフォルニア) の買収に向けて、買収額 4 億 2,500 万ドルで正式に契約するため、取引を開始したことを発表しました。同社を買収することにより、ダッソー・システムズは 3DEXPERIENCE プラットフォームの対象を、ビジネス・オペレーションのデジタル変革を目指す中小製造業へと拡大します。

 

IQMSは、オンプレミスのソフトウェア『EnterpriseIQ 』や SaaS の『WebIQ』の提供を通じて、エンジニアリング、製造、ビジネス・エコシステムを一元管理できるオールインワン・ソリューションを、中小製造業向けに提供しています。このソリューションは、発注処理、スケジューリング、生産、発送といった各プロセスのデジタル化とリアルタイムの接続を実現します。
ダッソー・システムズは、IQMS のソリューションをクラウド版 3DEXPERIENCE プラットフォームに統合します。これによって、中小製造業向けに、彼らのビジネスを後押しするコラボレーション環境の実現、製造効率性の向上、ビジネス・アジリティの獲得につながる手ごろな価格のオペレーション用システムを提供できるようになります。こうしたシステムによって、すでにSOLIDWORKSのユーザーでもある中小製造業の多くが、ビジネスの成長に合わせてオペレーションを迅速かつ柔軟に拡張できるようになります。

 

一方で、こうした中小製造業各社は、ダッソー・システムズの展開する世界最大のバーチャル工場、3DEXPERIENCE マーケットプレイスを利用する設計者やエンジニアの大規模コミュニティに向けて自社の製造ノウハウやサービスを提供することで、新たなビジネス機会の獲得や、価値創出を目指すことができます。

 

「現代においては産業を生産手段の集合体として捉えるのではなく、価値創造のプロセスとして捉え直すべきです。破壊的変革をもたらすスタートアップや大企業だけでなく、新しいカスタマー・エクスペリエンスに欠かせないパーツの製造に携わる、膨大な数のメインストリーム企業こそ、こうした観点を持つべきでしょう」と、ダッソー・システムズの取締役副会長兼最高経営責任者、ベルナール・シャーレスは述べています。「IQMS はこれまで、製造に関する深い知見を蓄え、製造業のニーズをくみ取ってきました。当社が、SOLIDWORKSをお使いいていただいているような顧客企業に向けたビジネスソリューションの新しいカテゴリを生み出していく上で、IQMS が当社のチームの一員となってくれることを心から歓迎します。これによって (中小製造業は) プラットフォームのもたらす驚異的な力を駆使し、今日のインダストリー・ルネサンスの中で活躍していくことでしょう」

 

今日の中小製造業向け ERP市場は 50 億ドル規模と推計されており、2023 年にかけて年 7 ~ 8% の成長率で拡大するものと予想されています。インダストリー・ルネサンス、つまり、産業のあらゆる局面の変革を促す多種多様で強力なデジタル テクノロジーの数々が集中して生み出される昨今において、世界各国に広がる25 万社の中小製造業は、競争の激化する国際市場で成長に向けて革新・加速すべく、デジタル変革を通じて事業を創出し展開する新たな手法を採り、自社の業務を最適化することを求められています。

 

IQMS のプレジデント兼 CEO である Gary Nemmersは、次のように述べています。「当社は長年、中小製造業向けに特化し、広範なサポートや教育サービスも備えたオールインワンの製造 ERP システムを提供することにより、お客様に最大限の成功を収めていただけるよう尽力してまいりました。その結果、数々の調査会社のレポートで実績が評価され、賞も多数受賞しております。今後はダッソー・システムズの一員となり、オペレーションの効率性や有効性を実現するための新たなアプローチをお客様に提供し、グローバルに展開して行けるようになります」

 

ダッソー・システムズは、同社のプロフェッショナル・ソリューションズ・チャネルを通じて、SOLIDWORKSアプリケーションの提供とサポートを行っており、中小企業市場における地歩を築いています。今後、これを活用してIQMS の顧客基盤の拡張を支援します。

 

IQMS の顧客であるWestfall Technik, Inc. の創業者、Brian Jones 氏は次のように述べています。「Westfall Technik はイノベーションや設計のほか、製造に関する世界中のベスト・プラクティスを自社のあらゆるオペレーションに組み込むことにも注力しています。IQMS とダッソー・システムズの連携は、当社がパートナー企業に対し、まさに期待していたイノベーションです。製造オペレーションにおける IQMS の強み、そして設計とデジタル変革におけるダッソー・システムズの強みは、Westfall Technik に対して目覚ましい結果をもたらします。当社は現在、IQMS と SOLIDWORKSの両方を複数の拠点で利用しており、このたびの新しいパートナーシップには心から期待しています」

 

IQMS のソリューションは主に米国を拠点とする 1,000 社もの顧客企業で利用されています。顧客企業の製造拠点は20 ヵ国、2,000 ヵ所に及び、その業種も自動車、産業機械、医療機器、消費材、パッケージ製品など多岐にわたります。IQMSの顧客には Westfall Technik のほか、KKSP Precision Machining、AMA Plastics、Donnelly Custom Manufacturing、FlowBelow Aero Inc.、Global Interconnect, Inc.、Jabil Packaging Solutions、Schnipke Precision Molding、Steinwall Inc.、Scientific, Inc.、Sturgis Molded Products、Tribar、Ventura Manufacturing Inc. などがあります。IQMS の 2017 年における収益は約 5,600 万ドルでした。

 

IQMS の買収価格は現金で支払われる予定であり、取引の完了については、米国の独占禁止に関する承認など、先行する慣習的条件に従います。取引が完了するのは 2019 年前半となる見込みです。ダッソー・システムズは Goldman Sachs と Mintz Levin、IQMS は Harris Williams と Weil Gotshal & Manges による助言の下、この取引を進めています。

 

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【お客様活用事例】デルフト工科大学のレーシング チーム

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次世代の世界的なエンジニアのためのテストの場として、フォーミュラ スチューデントは高く評価されています。2012年には、世界中の468の大学と単科大学が、この挑戦する価値がある非常に競争の激しいイベントに参加しました。デルフト工科大学(DUT)のレーシングチームは、ドイツのホッケンハイムで開催されたフォーミュラ・スチューデント・ドイツ(FSG)レースの電気自動車部門でもう一度その歴史を引継ぎました。

 

>> ストーリーを確認する <<

 

課題

オランダのデルフト工科大学の学生たちは、名高いフォーミュラ スチューデントの競争に勝つために、優れた電気自動車を設計および制作する必要がありました。詳細情報。

 

ソリューション

学生たちは、バーチャル・プロダクト・デザイン用に CATIA Version 6、分析とシミュレーション用に SIMULIA Abaqus、コラボレーションとデータ管理用に ENOVIA Version 6など、ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE の技術を使用しました。

 

メリット

3DEXPERIENCE プラットフォームにより、デルフト工科大学の学生たちは以前のモデルよりも多くの改良を施し、他の多くの賞と一緒にチャンピオンシップ・タイトルを獲得しました。

 

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ダッソー・システムズ株式会社~年末年始休業期間のお知らせ~

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平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。年末年始の休業期間について、以下お知らせ致します。

 

休業期間:2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)

※1月7日(月)より、通常営業を開始いたします。

 

2019年も引き続きダッソー・システムズをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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【ハイライト】2018年12月ダッソー・システムズのニュースと今後のイベント情報

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年の瀬に寄せて。

 

2018年も残りわずかとなりました。年末年始に向けてご旅行の予定を立てられる方、ご自宅での団らんを楽しみにされている方、様々かと思います。慌しい日常を離れ、いっとき、来る時代の変化に思いを馳せる時間をもってみてはいかがでしょうか。

通勤の車内で新聞を広げる人を見かけることが少なくなりました。乗降客数の多い駅でも、看板広告の空きが目立ちます。人々はみなスマホを見ており、そこから家族や仕事場や友人とつながりながら、大量のコンテンツを消費し発信していきます。結果的に、紙をベースとする従来の商品やサービスは、ビジネスモデルの変化を余儀なくされています。「印刷機」といった場合に、輪転機や紙の印刷機ではなく3Dプリンターが想起されるようになるのも、そう遠くない将来かもしれません。そして、こうした変化は形を変えて、そこかしこで起こっています。産業構造が大きく変わり始めているのです。欧州ではこうした変化の流れを、新しい産業革命の到来、「インダストリー・ルネサンス」として捉えています。

こうした産業構造の変化を解説するために、弊社CEO兼取締役副会長のベルナール・シャーレスが、今年10月より日刊工業新聞のオピニオン欄「卓見異見」にて月1回、インダストリー・ルネサンスの只中における企業の在り方や価値創出の方向性などを執筆しております。次回掲載は1月第2週を予定しております。ぜひご高覧いただけますと幸いです。
今年一年、当ニューズレター

「Innovation」をお読みいただき、改めて厚く御礼申し上げます。皆様が素晴らしい年を迎えられますよう、弊社一同心よりお祈りしております。

 

 

ENOVIA User Group Meeting 2018 開催レポート

ENOVIAは、12月7日(金)にコンファレンスセンター・品川にてENOVIA User Group Meeting 2018を開催しました
3DEXPERIENCE Platform ENOVIAの最新技術情報、国内外のユーザ様の事例などをご紹介させていただく同イベントも今年で3回目を迎え、450名を超える多くのお客様にお申込みをいただきました。
今年は、以下の豊富なプログラムをご用意させていただき、多くの情報をご提供させていただきました。

■株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター様による事例のご発表
■R2019xの最新技術情報のご紹介
■海外ユーザ事例のご紹介
■ユーザエコシステムのご紹介
■クロスブランドセッション(MBSE、SPDM)
■パートナー様セッション
ご来場のみなさまの継続的なイノベーションの一助となれば幸いです。

ENOVIAについてはこちらから

 

<イベント・セミナー出展情報>

CES 2019

CES 2019
ダッソー・システムズは、2019年1月8日から11日まで米国ラスベガスで開催されるCES 2019に出展します。
イノベーターがデジタル プラットフォームをどのように活用し、持続可能で、パーソナライズされた未来のエクスペリエンスを生み出しているかをご覧いただけます。

詳細はこちら(外部サイト)

 

<プレスリリース>

電気自動車メーカーのGLMが事業拡大に向けてダッソー・システムズを採用

■GLMは3DEXPERIENCEプラットフォームを採用し、EV開発ソリューションの提供を加速
■蓄積した知識やノウハウを活かし、サードパーティへ展開、市場の革新に向けて価値を生み出し新たな可能性を切り拓く
■3DEXPERIENCEプラットフォームは、持続可能な未来に向かって成長を続ける自動車・モビリティ企業を支援

詳細はこちら

 

<コーポレートマガジン>

【顧客の心をつかむ】エクペリエンス重視のビジネスモデルで顧客を惹きつけるアマゾンとアリババ

自動車のベンディングマシンからレジ会計不要の買い物まで—刺激的で斬新な顧客エクスペリエンスを、今よりももっと便利でパーソナライズした形で提供することに企業は全力で取り組んでいます。エクスペリエンスのリーダー企業は、顧客の注目を集める方法を新たに探し出し、継続的なリピートにつなげているのです。

詳細はこちら

【未来に向けたスキル構築】マイクロクレデンシャルで従業員が短期間でスキルを再習得

【未来に向けたスキル構築】マイクロクレデンシャルで従業員が短期間でスキルを再習得
テクノロジー、人口、社会経済の変化が産業に変革をもたらし、未来の働き手に必要とされる新しいスキルに対する需要が絶え間なく生まれています。教育機関、企業、政府は、こうしたニーズに対応するため、プログラムや資格を創出しています。

詳細はこちら

 

<オンデマンドセミナーページのご案内>

Blog

ダッソー・システムズは、今年度も様々なカテゴリーでオンラインセミナーを開催しました。
お見逃しのオンラインセミナーがございましたら、ぜひご視聴ください。オンデマンドセミナーは、自席や自宅など、どこでも受講することが可能です。

詳細はこちら

お客様活用事例のご紹介

ぜひご覧ください。

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【プレスリリース】ブリヂストン欧州法人が同社のスマートファクトリープログラムの促進に向けダッソー・システムズを採用

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• 欧州全域の生産計画と実行に、3DEXPERIENCE プラットフォームによって強化されたダッソー・システムズの QUINTIQ および DELMIA Apriso アプリケーションを使用

• 生産性の向上とコストの削減に向け、数千台規模の機械、装置、センサーと従業員の稼働状況を仮想環境下で同期

• 複雑な製造オペレーションにスピードと俊敏性をもたらすダッソー・システムズ

 

2018 年12月18日 – 仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発 日本語参考訳 – ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) はBridgestone EMEA の新しいスマートファクトリープログラムを支援しています。このプログラムは同社のヨーロッパにおけるタイヤ生産計画と実行にデジタル変革をもたらし、工場のパフォーマンスを最適化することをねらいとしています。

 

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Bridgestone EMEA は、ヨーロッパにおける製造オペレーションと生産計画の管理、8つの生産拠点の最適化に向け、3DEXPERIENCE プラットフォームによって強化された DELMIA Apriso、および QUINTIQアプリケーションを使用予定です。数千台規模の機械、装置、センサーといった同社のインテリジェント・コネクテッド・システム全体、さらには同社従業員の稼働状況までが、生産や保守活動における一元化されたリアルタイムデータを提供する仮想環境下で同期されます。Bridgestone EMEA は、統合ソリューションを使用することで、生産計画サイクルを週単位から日単位へとし、工場資産の稼働率を上げ、生産の中断時にも迅速に対応できるようになります。

 

Bridgestone EMEA で製造担当バイスプレジデントを務めるAdolfo Llorens 氏は以下のように述べています。「当社のスマートファクトリープログラムは、全てに関して『断トツ』を目指す、という全社目標において大変重要な役割を果たします。ダッソー・システムズのデジタル技術はその使命を支援してくれるでしょう。当社の工場の製造オペレーションプロセスを最適化することで、意思決定と生産性が向上し、最終的にはコスト削減につながります」

 

ダッソー・システムズの産業機械業界担当バイスプレジデントであるフィリップ・バーティソルは以下のように述べています。「工業製造オペレーションにおけるスピードと俊敏性には、オペレーションの完全な統合が必要です。しかし、メーカーは膨大なデータ、分断されたシステム、事後対応型の保守活動で苦戦を強いられています。ダッソー・システムズにより、Bridgestone EMEAは全拠点、工程、オペレーション、計画に対する単一の視点を得ることで、継続的にビジネスの改善を図ることができます」

 

Bridgestone EMEA は世界最大のタイヤおよびその他のゴム製品メーカーである株式会社ブリヂストン (東京) の主要な海外子会社です。Bridgestone EMEA はヨーロッパ、中東、アフリカにおいて、ブリヂストン、ファイアストン、デイトンのブランドで車、バイク、農機、トラック、バス関連製品を販売しています。

 

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
ダッソー・システムズ株式会社 (東京都品川区) 代表取締役社長 山賀 裕二による「2019年 年頭所感」を下記の通りお知らせ致します。

2019年 1月 7日

 
 

本質を押さえ、変化を楽しめ

 

ダッソー・システムズ株式会社
代表取締役社長 山賀 裕二

 

明けましておめでとうございます。新しい年の始まりを機に、今日の日本において当社が果たすべき役割について、皆さんと共有したいと思います。

 

ダッソー・システムズは1981年にフランスで創業し、日本法人は1994年に設立されました。創業時から今まで、多くの日本のお客様に支えられてきたからこそ、今日の私たちがあります。この40年近くの間、産業界を取り巻く状況も人々の生活も激変してきました。当社はこうした変化に先んじて自らを改革し、お客様が進むべき道をともに見出し、お客様の組織全体、企業全体の改革をともにけん引する役割を担っています。

 

激しい変化の中では、ともすると目指す場所を見失いがちです。「とにかく何かを変えたのだ」という安心感が欲しいがために、手の届く範囲の課題を解決して「改革」というラベルをつけ、そこで小休止してしまうこともあります。しかしそれは本来の意味での改革ではありません。枝葉を綺麗に整えても、樹木ごと倒れてしまう、あるいは気候変動の中で森林そのものが消失してしまう – それが今の私たちが直面している「変化」の真の姿だからです。

 

激しい変化の中を進む上で心に留めるべきことは、「常に本質を考える」という姿勢です。これまでお客様が必要としてこられたものは、なぜ必要だったのか。それは明日のお客様にも本当に必要なのか。そもそも、お客様が当社の製品やサービスを利用しているのは、何のためなのか。お客様のニーズを、枝葉ではなく、樹木全体、森林全体の観点で捉えなおすことで、お客様が求めている価値の本質が見えてきます。

 

2018年の産業界で多く取り上げられた話題に、イノベーション、デジタル変革、IoT、AI (人工知能) 、働き方改革がありました。全て、現在当社がお客様にご提供できる価値です。当社の3DEXPERIENCEプラットフォームは、デジタライゼーションによって部門や組織の境界を突破し、価値を生み出す流れ (バリューストリーム) をつなげ、大量のデータを価値に転換する基盤となり、異なる人々の力を時間と地域を超えて結集させる磁場となります。

 

お客様が求めている価値の本質に応えるだけの製品やサービス、知見とノウハウが当社にはあります。それは皆さん一人ひとりであり、皆さんが持つ想像力でもあります。大量生産・大量消費の時代からマスカスタマイゼーション・パーソナライゼーションの現代にいたるまで、私たちの3D技術が産業界を支える原動力の一つとなってきたこと、そこから3DEXPERIENCEという唯一無二の戦略をいち早く打ち出してきたことは、当社の先見性の証左であり他にない強みでもあります。この強みをそれぞれが意識し、自分で自分の枠を決めることなく、組織間の連携を高め、社内のみならず社外の力も結集してお客様の求める本質に迫りましょう。そして私たち自身も、本質を押さえながらそこに到るまでの変化を恐れることなく、むしろ楽しむ気概でこの一年を過ごしていきましょう。

 

(以上)

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【お客様活用事例】隈研吾建築都市設計事務所

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隈研吾建築都市設計事務所は、ダッソー・システムズのクラウド版3DEXPERIENCEプラットフォーム上で稼動する建築業界向けソリューション、デザイン・フォー・ファブリケーションを採用し、建築プロジェクトの進行中、リアルタイムで、様々な職務のスタッフが、複雑なパラメータを精確に取り扱えるようにしました。

 

課題

隈研吾建築都市設計事務所では従来3Dモデリング・ソフトウェアを使っていましたが、プロジェクトの大型化や複雑化、海外への進出といった様々な要因に伴い、それらのソフトウェアでデータの制度を維持することが困難になっていました。

 

ソリューション

隈研吾建築都市設計事務所は、ダッソー・システムズのクラウド版3DEXPERIENCEプラットフォーム上で稼動する建築業界向けソリューション、デザイン・フォー・ファブリケーションを採用し、建築プロジェクトの進行中、リアルタイムで、様々な職務のスタッフが、複雑なパラメータを精確に取り扱えるようにしました。

 

メリット

着想から設計、変更といった一連のプロセスがより整理されました。また変更履歴を一元化されたデータベースで管理することで、後で履歴を参照できるようになりました。さらに、隈氏の設計思想をナレッジとして共有し、設計品質の向上やプロジェクトの効率化が進みました。

 

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